LANTERNGLOVE開発者たちの物語

槌目のランダムな多面体形状による、炎の美しい揺らぎの演出。

LANTERNGLOVE 開発者たちの物語

槌目デザインをFEUERHAND、DIETZなどのオイルランタンへ適合させられるようなユニバーサルな形状へ調整しています。槌目の大きさやランダムさを微調整し、最適なバランスへ最終化させることで、唯一無二のデザインとなりました。

LANTERNGLOVE 開発者たちの物語

開発背景(デザイン背景)

開発背景(デザイン背景) ランタングローブ

“ガラスの工芸品としての美しさ”と”炎の揺らぎの演出”を両立する。それらを最新のデザイン手法によるパターン検討によって、新しいランタングローブの価値を生み出したいと考えました。

初期コンセプト

初期コンセプト ランタングローブ

「ガラスそのものの美しさと、炎の揺らぎによる演出の美しさを両立した造形」を追求してデザイン開発に着手しています。炎を灯していない時も、それ自体がキラキラと乱反射した美しさを持ち、所有欲を満たしてくれる存在を目指しました。

この形が出来るまで

この形が出来るまで ランタングローブ

ロックグラスやガラス工芸品など様々なガラス製品を参考にした造形を試していきました。

3方向ほどの造形コンセプトを立案し、3D CAD上でのアルゴリズム立体生成によって多くの造形パターンを短時間で試すことにより、最適なバランスを持った本体形状を探っていきました。

複数のパターンを俯瞰しながら、ランタングローブとしての美しいプロポーションや造形を検討しています。ガラスの質感をシミュレーションしながら、炎を美しく演出できるようなテクスチャかどうか慎重に検討を進めていきました。

造形パターン ランタングローブ

最終的に決定した槌目コンセプトのデザイン案をFEUERHAND、DIETZなどのオイルランタンへ適合させられるようなユニバーサルな形状へ調整。槌目の大きさやランダムさを微調整しながら最適なバランスへ最終化させていきました。

当初はガラスの厚みを2mm程度で検討していたため、剛性と炎の美しさを引き出す外観上の深みが不足していました。そこでガラス厚のパターンを複数検討し、本体剛性と外観品質の深みを出す最適な寸法を調整しています。

素材・辿り着いた形

”槌目”パターンによるランダムな多面体形状

日本のキャンプブランドとして槌目の造形コンセプトを選択をすることで、独自性と必然性を持ちつつ、いつ見ても違った炎の揺らぎを演出できるランダムな造形を持たせたランタングローブです。

日本の工芸品をルーツとした「槌目」パターンを引用したランダムな表面形状は、炎の揺らぎを不規則に反射させ、いつも新しい表情を見せてくれます。

ランタンとして未使用時でもランタングローブそのものが環境光をキラキラと乱反射させる美しさをもち、インテリアとしても機能します。

”槌目”パターンによるランダムな多面体形状 ランタングローブ

最適なガラス厚みによる剛性と深みのある外観

熱変形への剛性を高めると同時に、外観の深みを持たせています。クリアはもちろん、アンバーやグレーなど色の深みを感じられる重厚なガラスの質感を追求しました。

剛性と深みのある外観 ランタングローブ

FEUERHAND、DIETZなどのオイルランタンへ適合させられるユニバーサルな形状

キャンプユーザーの支持が高いオイルランタンへの適合を検討したユニバーサルな形状とすることで、幅広いユーザー様にお使いいただけます。

槌目のランダムな造形は石や木など不定形な自然物との親和性も高く、キャンプシーンにおいてインテリアとして自然環境と調和してくれるランタングローブです。

ユニバーサルな形状 ランタングローブ
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