キャンプ用コット/ベッド
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キャンプ用コット/ベッド

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キャンプの安眠をサポートするアウトドア用の寝具とは?

キャンプでなかなか寝つけず、夜中に目が覚めたり、起床時に体が痛くなったりした経験がある方は多いのではないでしょうか。

じつは、気温やキャンプスタイルに合わせたアウトドア寝具を選べば、キャンプでもぐっすり眠ることができます。 そこで今回は、キャンプで安眠するためのアウトドア寝具の選び方を詳しく紹介します。

「キャンプでぐっすり眠って朝はスッキリ目覚めたい!」という方はぜひ参考にしてください。 初めてのキャンプでは緊張から寝付けないことも多いですが、回数を重ねても寝つきが改善しない場合は、原因があるはずです。

キャンプでの安眠を邪魔するのは、主に「底つき感」や「暑さ・寒さ」ではないでしょうか。ここからは「底つき感」や「暑さ・寒さ」対策について解説していきます。

底つき感対策

「底つき感」とは、横になった時に地面の硬さを肩や背中、腰など体の部位で感じてしまう状態です。底つき感があると、当たっている部位が圧迫されて痛くなり、血流の悪さから起きたときに体がバキバキになったりします。

底つき感解消には、クッション性の高い寝具の使用が有効です。

暑さ・寒さ対策

暑い時期はテントに熱が籠り、寝苦しく感じます。一方で、寒い時期は地面から冷えが伝わります。 暑さ対策には、風通しの良い寝具や触ったときにヒンヤリする寝具を使うといいでしょう。

対して、寒さ対策には、地面からの冷えを遮断できる寝具の使用が有効です。

キャンプで使う寝具の種類と選び方

アウトドアで使う主な寝具といえば「コット」「寝袋」「マット」です。キャンプでは3つのアイテムを、スタイルや気温に合わせて組み合わせて使います。

荷物をたくさん運べる少人数のオートキャンプなら、コット上にマットを敷き、さらに寝袋も使って極上の寝床を作るのもいいでしょう。 またファミリーキャンプでは、マットを人数分並べた上に、寝袋を使って川の字で寝る家族が多いようです。

ここからは各アイテムの特徴や選び方を、詳しく紹介していきます。

種類①コット

コットは、アウトドア用の簡易ベッドです。コットには以下のようなメリットがあります。

  • 底つき感を解消できる
  • 風通しがよく夏は涼しい
  • 地面の冷えが伝わりにくく冬は温かい
  • 昼間はベンチや荷物置き場としても使える

コットを選ぶ際は、組み立て方法・高さ・使用サイズ・収納サイズ・重量の4つのポイントを押さえましょう。

組み立て方法

コットの組み立てには「収束式」と「組み立て式」があります。収束式は、広げるだけですぐ使えるコット。

組み立ては簡単ですが、収納サイズや重量は大きめです。 組み立て式は、バラバラのパーツを組み立てて使うコット。収納サイズが小さく軽いのが魅力です。

高さ

コットは高さによって、「ハイコット」「ローコット」「2WAY」コットに分類されます。キャンプスタイルに合わせて、適したタイプを選びましょう。 ハイコットは、ベンチとして使える点や地面の冷えが伝わりにくい点が魅力。

対してローコットは、携帯性の良さや小さなテントでも使える点が魅力です。 2WAYコットは、2段階の高さで使える、ハイコット・ローコットの良いとこどりのコットです。

使用サイズ

コットは製品により、使用時の長さや横幅が違います。テントサイズや使う人の体格に合わせて適した使用サイズのコットを選びましょう。

収納サイズ・重量

携帯性を重視したいなら、重量・収納サイズのチェックも大切です。 軽さを求めるなら、骨組がアルミニウム製のものがおすすめ。またパーツがバラバラになる組み立て式は、収束式より軽量です。またハイコットよりもローコットの方が軽いといえます。 コンパクト収納できるコットを探すなら、同じく組み立て式のコットがおすすめです。同様にローコットは、ハイコットよりもコンパクトに収納できます。

種類②寝袋(シュラフ)

寝袋は「マミー型」「封筒型」「エッグ型」の3タイプに分けられます。各タイプの特徴を押さえ、好みのタイプを選びましょう。

-マミー型

「マミー」とはミイラを表す言葉で、マミー型は、ミイラのような人型の寝袋です。 布地が体にフィットし、さらに頭まで包まれるので保温性が高い点がメリットです。また無駄な布地が少なく、コンパクトに収納できる点もメリットといえます。

-封筒型

「封筒型」は名前の通り、封筒状の長方形の寝袋。 ゆったりした、リラックス感ある寝心地が魅力です。ただし体にフィットしない分、マミー型に比べて保温性は劣ります。 またファスナーを全開すると、布団のようにも使うこともできます。複数人用の製品もあり、親子で一つの寝袋を使うことも可能です。

-エッグ型

卵のような形の「エッグ型」の寝袋。マミー型と封筒型のメリットを併せ持つ、ハイブリットな寝袋です。 頭や脚周辺がややフィットした形状で「封筒型」より保温性に優れています。しかしマミー型よりはゆったりしていて、体が動かしやすくリラックスできる寝心地です。

快適使用温度と限界使用温度もチェック!

寝袋を選ぶ際は、製品の「快適使用温度」や「限界使用温度」のチェックも必要です。

快適使用温度

「快適使用温度」は、気持ちよく温かに寝られる限界の気温を表しています。例えば快適使用温度5℃の寝袋は、5℃以上の気温であれば寒さを感じず気持ちよく眠れます。

限界使用温度

「限界使用温度」は寒さを感じながらも、体を丸めるなどすれば何とか寝られる限界の気温を表しています。 例えば限界使用温度5℃の寝袋は、気温5℃以上なら寒さを感じながらも何とか眠ることが可能です。

種類③マット

マットは、敷布団の役割を果たす寝具です。マットを使うことで「底つき感」や「寒さ」対策になります。

タイプで選ぶ

マットは「エアマット」「インフレータブルマット」「クローズドセルマット」「銀マット」の4タイプに分けられます。 各タイプの特徴を紹介します。

エアマット

電動・足踏みポンプで空気を入れる「エアマット」。 底つき感は解消されますが、ふわふわの寝心地は安定感に欠けます。また、睡眠中に穴が空くと、空気が抜けて完全にしぼんでしまう恐れがあります。価格は比較的リーズナブルです。

インフレータブルマット

ウレタンが内蔵された「インフレータブルマット」。バルブを開くとウレタンの復元力で自動的に膨らみます。 クッション性が高く、安定感ある寝心地が魅力です。収納サイズは大きく、他のマットに比べて重さもあります。価格は他のタイプより高価な傾向です。

クローズドセルマット

細長いウレタンフォームのパーツをいくつも繋いだ「クローズドセルマット」。広げればすぐ使用できます。 非常に軽くコンパクト収納可能で、徒歩キャンプや登山のテント泊に適しています。

厚みがそれほどないため、底つき感が残る点はデメリット。安価なものから高価なものまで価格帯は広めです。 銀マット 昔ながらの「銀マット」。リーズナブルな価格が最大の魅力です。 銀の面を下にすると、地面からの冷えをカットできます。厚みがないので、底つき感はあまり解消されません。

R値もチェック!

マットには、断熱性能を表す「R値」が設定されています。数値が高いほど、断熱性能も高くなります。冬もキャンプするなら、R値4以上のマットがおすすめです。

キャンプで使う寝具の選び方

アウトドア寝具を選ぶ際は、各アイテム共通の3つのポイントがあります。

選び方①季節に合った寝具を選ぼう

気温がダイレクトに睡眠に影響するアウトドア。季節に合わせた寝具選びが重要です。 寝袋は「快適使用温度」や「最低使用温度」、マットは「R値」をチェックして、使用する気温に合う製品を選びましょう。 コットは、ハイコットの方が夏は通気性が良く、冬は地面の冷えが伝わりにくくなります。

選び方②コンパクトに収納できると持ち運びが楽々

徒歩キャンプやツーリングキャンプでは、寝具の収納サイズも重要。できるだけコンパクト収納可能な製品を選ぶと、持ち運びしやすくなります。 またオートキャンプでも、車の荷室スペースが狭い場合は、荷物の積載が十分ではありません。

人数分の寝具が必要なファミリーキャンプでは、コンパクト収納できる寝具がおすすめです。 ローコットは、軽量コンパクトに収納できる携帯性の良さが魅力。しかし、「ハイコットの快適性も捨てがたい」という方には、どちらの高さでも使える2WAYコット、UTコット(リンク)がおすすめ。

選び方③寝心地を左右する素材の確認も大事

マットがツルツルして寝にくいなど、意外と気になる寝具の素材。安眠にこだわるなら、できるだけ寝心地の良い素材の寝具を選びましょう。 例えばマットなら、ツルツルした素材よりも滑らかなスウェード調の素材がおすすめです。 また夏キャンプでコットを使うなら、寝苦しさを解消するシートがメッシュ素材のものを選ぶといいでしょう。

TOKYO CRAFTSのアウトドア寝具

TOKYO CRAFTSにも、寝心地抜群のアウトドア寝具がラインナップしています。

UTコット

UTコット」は、ハイ・ローに高さが変えられる2WAYコット。 天井の低いソロテントでは、ローコットで対応し、グループキャンプではハイコットにしてベンチ代わりに、などキャンプスタイルに合わせて好みの高さで使えます。

こだわったのは、寝心地を良くする生地の張り感!生地の選定や生地厚、コット幅の調整など何度も繰り返し、極上の寝心地を生み出しました。 カラーはシックなグレー。クールで都会的なテントサイトにピッタリです。

UTコットメッシュ(夏向け)

UTコットの優れた機能性はそのままに、夏向けにシートにメッシュ素材を採用した「UTコット メッシュ」。 通気性抜群のメッシュ素材で、汗で蒸れやすい夏も快適に眠れます。

▶コットのメリットについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も確認ください!

"NANGA×TOKYO CRAFTS"の別注スリーピングバッグ

信頼と実績を誇るスリーピングバッグ・メーカー"NANGA"と”TOKYO CRAFTS”がコラボして誕生した「オーロラスクエアフット 750 700FP」。

マミー型と封筒型のいいところを融合させた、スクエアフットのハイスペックモデル/限定デザイン仕様です。

表地にはNANGAの独自素材の「オーロラテックス®」を使っており、高い強度を誇ります。また、ダウンには環境配慮型のエコ素材「リサイクルダウン」を使用しています。

対応温度は、-6℃~-14℃の厳寒下限温度までで、羽毛のかさ高は700FPと高い保温性能を発揮。ファスナーを全開で布団として、2つ連結して2人用シュラフとしてなど、マルチに使えるスリーピングバッグです。

睡眠の質を向上させる寝具は自分に合ったものを選ぼう!

アウトドアでの睡眠の質を向上させるには、気候やキャンプスタイルに合った寝具選びが重要です。

今回、紹介した選び方のポイントを押さえながら、自分にピッタリのアウトドア寝具を選び、快適な睡眠環境を整えましょう。 快適な寝床でぐっすり安眠して、翌日は朝早くから最高のコンディションで活動を楽しんでください。

TOKYO CRAFTS公式通販ではキャンプ・アウトドア用品を多数取り揃えております。キャンプテーブル焚火台コットシェラカップテントなど様々なキャンプ道具を購入することができます。特に人気の軽量焚火台のマクライトソロテントファミリーテントタープ焚き火シートなどぜひご覧ください。

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