2024.12.29

ソロでもグループでも楽しめる道志の森キャンプ場!基本情報や魅力・注意点を解説

自然豊かな環境が広がる「道志の森キャンプ場」は、川沿いの広大な敷地を持つキャンプ場です。

さまざまな表情を持つキャンプサイトが点在しており、ファミリーキャンパーからソロキャンパーまで幅広く楽しめる人気のフリーサイト型キャンプ場です。

この記事では、そんな「道志の森キャンプ場」の魅力を詳しくご紹介します。

道志の森キャンプ場とは?

引用:道志の森キャンプ場

  • ​​広々とした自然環境の中にテントを張りたい
  • 森や清流が流れている場所がいい

など、大自然でキャンプをする楽しさを満喫したい人にはぴったりの「道志の森キャンプ場」。

ここからは、基本的な情報をご紹介します。

基本情報

道志の森キャンプ場は、山梨県南東部の郡内地方に位置する、道志村にあるフリーサイトのキャンプ場です。

【道志の森キャンプ場の基本情報】 

  • 所在地:〒402-0223 山梨県南都留郡道志村10041
  • 電話番号:080-4444-2440
  • FAX:0554-52-2388(事業者の自宅)
  • 営業期間:通年営業で休業日は不定休なので、公式HPの「カレンダー」を確認してください。
  • 止水期間:11月中旬〜4月中旬ごろ。この期間中は水道施設やトイレが利用できません。
  • 予約方法:キャンプサイトの予約は受け付けておらず、全面フリーサイト。バンガローは、電話で予約を受け付けています。
  • チェックイン:9時(ハイシーズンは8時)/チェックアウト:12時
  • 公式HP : https://doshinomori.jp/index.html

【チェックイン方法】

  • 設営後に管理棟に行って受付
  • 設営前に管理棟に行って受付
  • 管理人の巡回時に受付

【利用料金(管理棟受付時)】

  • 1人(3歳以上):800円
  • 自動車:1,000円
  • バイク:500円
  • キャンピングカー:1,000円

※管理棟受付と巡回受付では料金が異なります。また、繁忙期は料金が上がるので公式HPの「カレンダー」を確認してください。

【ルール・禁止事項】

  • 直火禁止
  • ペット可(リードをすること)
  • 夜間22時〜朝7時までは車の乗り入れ禁止
  • 打ち上げ花火は禁止・手持ち花火は21時までOK

 周辺情報

【温泉施設】

【買い物(食材)など】

アクセス

道志の森キャンプ場は以下のアクセス方法があります。

【車】

  • 中央自動車道→相模湖IC→月夜野経由→国道413号(道志道)→道志の森キャンプ場
  • 中央自動車道→都留IC→県道24号→国道413号(道志道)→道志の森キャンプ場
  • 東名自動車道→御殿場IC→国道138号→山中湖経由→国道413号(道志道)→道志の森キャンプ場

【電車・タクシー】

  • 富士急行線「都留市駅」→タクシーで約40分(約6,000円前後)

道志の森キャンプ場の魅力

「キャンパーの聖地」とも呼ばれる道志の森キャンプ場は、一度利用すると「何度も通うようになった!」というリピーターの多いキャンプ場です。

魅力①自然環境が豊か

道志の森キャンプ場は、標高750m〜900mにある道志川の支流「三ヶ瀬月」沿いに約2キロメートルに渡って広がる、日本でも有数の広大な敷地を持つキャンプ場です。

清流、森林、林道ありで、訪れるたびに四季折々違う表情が感じられるので、何度訪れても新しい発見があります。

テントを設営してくつろぎながら耳を澄ますと、風に揺れる葉の音、滔々と流れる清流のせせらぎ、木々を渡る鳥のさえずりを堪能できるでしょう。

そして夜になると「都会のイルミネーションよりも美しい」といわれるほどのきらめく星空が頭上に広がり、日常では味わえない光景を味わえるのも魅力です。

魅力②設備が充実してる

道志の森キャンプ場は、さまざまな設備が充実しているのも魅力です。 

  • 管理棟:キャンプ場のほぼ中央にありキャンプ・バンガローの受付場ほか、薪・炭・トイレットペーパーなどの販売をしています。
  • 水場:場内約40ヶ所に設置。
  • トイレ:大型トイレ7ヶ所、ほか簡易トイレも数ヶ所に設置。
  • 自動販売機:飲み物やアイスクリームの自動販売機が場内4か所にあります。
  • コインシャワー:場内2カ所にあり4分200円で利用できます。
  • 野外食堂:オープンエアでテーブルと椅子が設置されたスペース。炊事場もあります。
  • レンタル:毛布(200円/泊)、焚き火台(500円/泊)がレンタルできますが、数には限りがあります。テント・食器・調理器具などのレンタルはありません。
  • バンガロー:さまざまなタイプのバンガローが揃っています。詳細は公式HPでご確認ください。
  • 魅力③夏期限のプールがあり子供連れも楽しめる

道志の森キャンプ場では、夏季限定で広大な無料プールが登場します。 

周囲と森林に囲まれ、青空のもと蝉の声に包まれた川を堰き止めたようなプールは、遊園地のプールとは違って、川遊びをしているような感覚で楽しめるでしょう。真夏の暑い時期はすぐに水に浸かれるのも魅力です。 

流れのある天然の川と違って、流されてしまう危険性がないので小さなお子さんを見守りやすく、夏のファミリーキャンプにはぴったりでしょう。

ただし、プールは浅いところから奥に進むにつれて徐々に深くなり、一番深いところでは大人の腰くらいの深さがあります。小さなお子さんには浮き輪の使用を強くおすすめします。

道志の森キャンプ場のフリーサイトをご紹介

引用:道志の森キャンプ場

広大な敷地の中にある、さまざまなサイトの特徴をご紹介します。

川沿いサイトの特徴

一般的に「川沿いサイト」と呼ばれているのは、道志の森キャンプ場・場内マップでいうと、管理棟より北側のドコモの電波が入る「B5・C5・H6」のあたりです。便利なので、激戦区といわれています。

木々に囲まれ、そばには清流が流れていてプライベート感もあり、せせらぎをBGMにくつろぎのひとときを過ごせるでしょう。川遊びをしたいわんちゃん連れにも人気があります。

林間サイトの特徴

「林間サイト」と呼ばれているのが、道志の森キャンプ場場内マップ「F2」付近です。プールを抜けて右奥に入ったあたりで、木々に囲まれマイナスイオンを胸いっぱいに吸い込めるエリアです。

近くに水場やトイレもあり、静かで比較的場所取りがしやすいエリアでもあります。

「D5」も林間サイトですが、こちらは管理棟が近いので競争率が高いエリアです。

山中サイトの特徴

山中サイトと呼ばれる「E2」エリアは、プールを右手に歩き上に向かった山中のサイトです。

川沿いや林間サイトとはがらっと雰囲気が変わり、山の中にいるという雰囲気になります。

人の声や物音が聞こえない、自然と一体になれる静かな環境で、のんびりと過ごしたい人におすすめです。

木々のざわめきや鳥の鳴き声を聞きながらひとりコーヒーを飲んで本を読みたい……など、ひっそりとしたソロキャンプを楽しみたい人にはぴったりなサイトです。

グループ用サイトの特徴

​​プールエリアを過ぎた右奥の「F3」エリアはグループ用サイトになっています。

川から離れてしまいますが、広々としている平地なので人数が多いときにおすすめです。

ただし樹木が作る日陰がありません。テント以外にも大きなタープを設営して「日陰リビング空間」を作る必要があるでしょう。

道志の森キャンプ場を利用する際の注意点

キャンプ場を利用する際には、そのキャンプ場のルールや利用上の注意などをきちんと確認することが大切です。道志の森キャンプ場の利用上の注意点を解説します。

注意点①直火禁止!焚き火台は必須アイテム

最近「直火禁止」とするキャンプ場は増えていますが、道志の森キャンプ場も直火は禁止です。焚き火をしたい方は、必ず自分で焚き火台を持参する必要があります。

焚き火台や焚き火台シート、火消し壺など、必要なアイテムを持参してください。

焚き火台はキャンプ場の管理棟でもレンタルできますが、数に限りがあるので借りられるとは限りません。自分で持っていったほうが確実でしょう。

注意点②docomo社の電波が入らないエリアがある

道志の森キャンプ場では、ソフトバンクとauは、概ね全域で使用できるそうです。

ただし、ドコモ社の場合、「電波が入る」といわれている管理棟より北のエリアでも、アンテナがギリギリ1本立つ程度。テキスト送受信は可能ですが、画像や動画の送信などデータ量の多い通信は困難な場合があります。

キャンプ場の近くのレンタルショップで、モバイルルーターが1日1,000円程度でレンタルできるので、必要な方は利用するほうがいいでしょう。

注意点③電源設備がなく冬季は対策が必要

道志の森キャンプ場では、電源がある「電源設備サイト」はありません。冬場に電気ストーブ・電気毛布などを使用したい場合は、ポータブル電源を持っていきましょう。

電源がない場所での暖房器具としては薪ストーブ・石油ストーブ・ガスストーブがあります。テント内でそれらを使用する場合は、燃焼による一酸化炭素中毒の危険があるため、十分な換気を心がけることが大切です。

薪ストーブの場合は煙突付きのテントを使用する・換気機能の優れたテントを使用する・一酸化炭素チェッカーを併用するなど、対策に気を付けましょう。

また、11月中旬〜4月中旬ごろは止水期間になるため、炊事場やシャワーなどの水道施設や水洗トイレなどが使えません。

仮設トイレや飲み水を飲める場所を設けてくれるので、止水期間にキャンプに行くときは公式HPで確認してください。

キャンパーの聖地!道志の森キャンプ場に行くときはしっかりリサーチしよう!

広大な敷地にさまざまな特徴を持つサイトが魅力の道志の森キャンプ場。

1回で全部の把握はできないので、何回も訪れて個性の異なるサイトを満喫する楽しみがあります。設備が整っているので、初めての人でも安心して行けるのも魅力。

不自由やトラブルなどなくキャンプを楽しむためには、設備やルール、注意事項などを事前にしっかりと確認することが大切です。しっかりとリサーチして、充実したキャンプを楽しんでくださいね。