キャンプ便利グッズ
キャンプにあると嬉しい便利グッズとは?選び方やおすすめ製品を紹介
キャンプに持っていきたい便利グッズの選び方
キャンプライフをより快適・便利にしてくれる「便利グッズ」。
最近は、「こんなのが欲しかった!」と、思わずうれしくなる優れた便利グッズがたくさん登場しています。
ひとくちに便利グッズといっても、キャンプでは調理・食事・焚き火でのくつろぎ時間・寝る時などさまざまなシーンがあり、それごとに最適なアイテムがあるので何を選べばよいのか迷いますよね。
そこで「これはあると便利!」と評判の便利グッズの選び方や、おすすめ便利グッズなどを紹介しましょう。
便利グッズの選択に迷っている人は、ぜひこの記事で自分にぴったりなアイテムを見つけてください。
選び方①ジャンル別にあると便利なグッズを選ぶ
キャンプ用便利グッズを購入するときは、無計画に売り場に出向いたりネットショッピングサイトを見たりすると、目移りしてあれこれ欲しくなってしまうもの。
キャンプ場では、テントの設営・サイト内の荷物配置・焚き火・調理の準備・食事・就寝などいろいろなシーンがあります。
そこで、
- サイト設営関係
- 調理・飲食関係
- 住居内・外関係
- 就寝関係
など、ジャンルごとに"あると便利"と思うものを探しましょう。食器関連のキャンプギアの収納記事も合わせて参考にしてください。
選び方②悩みを解決できる製品を選ぶ
キャンプを何回か体験すると、次第に悩みがでてくるものです。
たとえば、
- 焚き火が燃えるまでに時間がかかり過ぎる……。
- サイト内にまとまりがほしい……。
- 横になれるベンチがほしい……。
など、自分が感じた悩みを解決してくれる便利グッズを優先的に探しましょう。
選び方③自宅でも使えるアイテムだと収納に困らない
欲しい便利グッズがあるけど、収納場所がなくこれ以上購入できないと悩みの人もいるでしょう。
そんなときは、収納せずそのまま自宅で使用できるアイテムなら困りません。
キャンプ用のミニテーブルは自宅でサイドテーブルに、キャンプ場で食事に使用するシェラカップは、自宅ではそのままナッツや乾き物を入れる容器に……など、購入時に「自宅で使えるかな?」と想像してみましょう。
ジャンル別!キャンプの便利グッズ
初心者、ベテランキャンパーの間で評判のいい、ジャンル別の便利グッズを紹介します。
便利グッズ①テント関連
キャンプ場で、最初に行うテントの設営。そんなときにあると便利なグッズがあります。
多機能ハンマー
テントやタープ設営時にペグを地面に打ち付けるペグハンマー。
リーズナブルで単純なトンカチ型の製品もありますが、ペグを抜くことを考えて「ペグ抜き」も一体化しているものなら、両方持っていく必要がないので便利です。
また、ペグハンマーのほか、ワイヤーカッター・ミニノコギリ・ドライバー・ナイフなどが一体化している多機能型のペグハンマーもあります。
強度のあるペグ
テント購入時に付属しているペグでは、使えるシーンが限られます。強度のあるペグを予備として用意するといいでしょう。
付属のペグは、硬い地面には向かず寸法が短いため、風の強い日には抜けてしまうことも。
予備のペグは、強度の強い鍛造・鋳造・チタンの3種類から選ぶのがおすすめです。長さは30cm前後のものがいいでしょう。
便利グッズ②焚き火関連
焚き火シート
焚き火シートには、環境保護や火事防止、地面へのダメージ防止の役割があります。
TOKYOCRAFTS「焚き火シート」は、よくある一般的な長方形の焚き火シートと異なり、八角形で四隅にループが付いています。薪を載せてループを持てばキャリーバッグにもなり、ループをペグダウンすれば、風でめくれ上がるのも防げます。
また、ガラス繊維が手に刺さりチクチクするという焚き火シートにありがちな悩みもシート両面に施したシリコンコーティングが軽減してくれます。
ヒートリフレクター
焚き火の炎が安定しない・風が多いとすぐ炎が消えてしまうなどのお悩みを解決するのが「ヒートリフレクター」です。
帆布製の三角形の衝立のようなアイテムで、焚き火側に設置して風を防ぎ炎を安定させてくれます。また、金属プレートで輻射熱を反射させるので、高い暖房効果を発揮してくれるのもメリット。
ヒートリフレクターがあれば、炎が消えそうになるたび慌てずにすむので、落ち着いて焚き火を楽しめます。
マグナブラスター
焚き火の炎がなかなか立ち上がらないと悩みの人におすすめなのが、TOKYOCRAFTの火吹き棒「マグナブラスター」。
筒が太めなので、周囲の空気を取り込み焚き火に大量の空気を楽に送り込め、
炎を楽に立ち上げられたり炎が小さくなってきたとき蘇えらせることが可能。
3ピースにバラせるので内側の手入れも簡単でコンパクトになるため携帯も保管も楽にできます。
便利グッズ③テーブル&チェア関連
キャンプサイトでは、メインのテーブルや椅子以外に拡張・連結できる多機能なサイドテーブルや、小さいマイクロチェアがあると重宝します。
コードユニット
持っているだけで可能性を広げられると評判のTOKYOCRAFTの「コードユニット」。
ステンレスの天板と折りたたみ式の脚のセットで、脚をX字型に開いて天板を乗せるだけでサイドテーブルになるアイテムです。
- 単品でも使用可能
- 何台か連結してより広いテーブルに
- 縦に重ねてラックに
- 脚を開いて別売りのマルチバッグをセットして収納ボックスに
と、さまざまな使い方も楽しめます。
軽くてフラットに折りたためるので、複数台あっても持ち歩きがしやすいです。シンプルでスタイリッシュなデザインのため、そのまま家でもインテリアグッズとして使えるのもメリットです。
マイクロチェア
背もたれがなく座面だけの小さい折りたたみ式のマイクロチェアは、「キャンプには欠かせない!」という声が多い便利グッズです。
その名前の通り、お尻が乗る程度の小さいサイズの簡易椅子で、X字型になる脚を開くだけなので、設置も簡単。使用後はコンパクトに畳めるので持ち歩きにも便利です。
長時間座ってくつろぐのには向きませんが、ちょっとした作業をするときに腰掛けたり、地面に直接置きたくないスマホなどを乗せたりなど、何かと使い勝手のいいアイテムです。
便利グッズ④睡眠関連
昼寝も夜も「いかに快適な睡眠ができるか」は、キャンプでは重要なテーマ。
より心地よい眠りを提供してくれる、睡眠関連の便利グッズを紹介しましょう。
UTコット
TOKYOCRAFTの「UTコット」は、ベンチとして使えるのはもちろん、ゴロっと横になるベッドとしても物置台としても使えます。
高さの切り替えができ、組み立ても簡単でコンパクトになるので、持ち運びも楽にできます。シンプルなデザインのため、そのまま家に置いても違和感なく使えるでしょう。
枕
キャンプでの睡眠をより快適にするための「枕」。頭の下に敷くのはもちろん、椅子の背に置きクッション代わりにもできます。
空気を入れて膨らませるインフレータブル・スポンジ・タオルや衣類を詰め込んで使うスタッフサックなどタイプはいろいろ。
使い心地か、価格のお手頃感か、自分が優先したい条件を決めてから探すのがおすすめです。
難燃素材のブランケット
焚き火だけでは、背中や足元が寒いなと感じる冬のキャンプに最適な便利グッズが、難燃素材のブランケットです。
焚き火の火の粉がはねても安心な「難燃加工」・「防炎加工」などの表示がある製品を選びましょう。
便利グッズ⑤調理関連
「調理や食事のときにあると重宝する!」と人気のTOKYOCRAFTの便利グッズをご紹介しましょう。
シェラカップ
飲み物用カップ・料理の取り分け皿・調理器具としていろいろな使い方ができる金属製のシェラカップ。
TOKYOCRAFTのシェラカップは内側にメモリが付いているので、お米を炊くときに便利です。蓋を乗せて焚き火にかければ煮込み料理や蒸し料理もできます。
ジカマナイタ
厚みのある天然木のまな板に、開閉式の脚が付いたジカマナイタ。
まな板としてそのまま使用するのはもちろん、そのまま食材を乗せてウッドプレートのように使えます。脚を折りたたんでコンパクトにまとまるので持ち運びも便利です。
アウトドア用スパイス
一振りで味が決まる万能スパイス「滾(たぎ)」「沁(しん)」。
「滾」は肉の旨みを引き出すガーリックやハーブを使用し、「沁」は昆布や鰹節などをブレンドしたスパイスです。
どちらも、どんな料理とも相性がよく、ワンパターンな味付けになりがちなアウトドア料理をワンランク上の美味しさに仕上げます。
重い調味料瓶をいくつも持っていかなくてもいいのもメリットです。
便利グッズ⑥照明関連
日が暮れてきたキャンプサイトでは、照明器具が欠かせません。工夫を凝らした便利グッズがあれば夜も快適に過ごせます。
サンセットハンガー
ランタンを上から吊るすことができる「サンセットハンガー」。簡単に設営でき、従来の真っすぐなランタンハンガーとは異なり、高さ・向き・角度を自分の好みで変えられるので便利です。
ランタンケース
ランタンは剥き出しの状態で荷造りや運んだりすると、ガラスが壊れやすいもの。衝撃から守り持ち運びも楽になるランタンケースに収納して持ち運ぶのがおすすめです。
多機能ライト
キャンプサイトを照らすランタンとしてだけではなく、テーブルに置いたり・懐中電灯として持ち歩けたり・いざというときには緊急時のSOSモードに切り替えられたりなど、多機能ライトを1つ持っていくと安心です。
便利グッズ⑦季節関連
夏は、熱中症や虫除け対策になる便利グッズを持っていきましょう。
虫除けグッズ
虫除けスプレー・キャンプ用蚊取り線香・腰に吊り下げられる電池式携帯虫除けなどを持っていきましょう。虫に刺されたときの痒み止めもお忘れなく。
冷却グッズ
熱中症対策用の冷却グッズは、首に巻く冷却ファン・濡らすと冷えるタオル・電池式のハンディ扇風機などいろいろあります。
クーラーボックスには、ソフトタイプの保冷剤を凍らせて詰め込んでおくと、暑いときに首や頭を冷やせて便利です。
ポータブル電源
ポータブル電源があれば、電気がないサイトでも夏は扇風機、冬は電気毛布やマットなどが使えます。1台持っていれば、庭先でのBBQやピクニック、災害時に活躍してくれるでしょう。
便利グッズを駆使してキャンプを快適に
フィールドでより快適に過ごし、キャンプライフを満喫するためには、つい我慢しがちなちょっとした不便さや不満を便利グッズで解消することです。
自分が「こんなの欲しかった」と思うアイテムを見付けて、自分のキャンプスタイルをレベルアップしてください。