コンパクトなキャンプテーブル
【アウトドアで大活躍】コンパクトなキャンプテーブルの魅力と選び方を解説
コンパクトなキャンプテーブルの魅力
デイキャンプやお泊まりキャンプで活躍するのがコンパクトなキャンプテーブル。
食事のときに使うだけではなく、コーヒーやスマホなどの置き場にしたり、直接地面に置きたくない料理の入った鍋や調味料の仮置き場にしたりと、何かと重宝します。
アウトドアへ気軽に持ち運べるように軽量でコンパクトにたためるため、収納場所もとりません。
キャンプに限らず、ピクニック・海水浴・お花見・運動会ほか、さまざまな場面でも使えるので、最近注目されているアイテムです。
多くのアウトドアブランドからさまざまな素材・サイズ・デザインのコンパクトなキャンプテーブルが販売されているため、いざ購入しようと思っても、選び方に悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、コンパクトキャンプテーブルの魅力や選ぶときに注目したいポイント、おすすめの製品などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
魅力①省スペースでの設置が可能
コンパクトサイズなキャンプテーブルは、メーカーによって差はあれど、基本的には地面に座って使用することを考えて作られているので高さが低いものが多いようです。
天板も1〜2人用の大きさなので、広くないサイトでも椅子の横に設置できます。もちろん、テント内に置いても場所を取りません。
魅力②設営・片付けが簡単
キャンプ道具は、設営や片付けに時間がかかると、肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。
コンパクトなキャンプテーブルは、基本的に折りたたみ式か組み立て式になっています。パッと開くだけで設営でき、片付けるときも簡単で手間がかからず、ストレスもありません。
魅力③持ち運びがしやすい
コンパクトなキャンプテーブルは、折りたたみ式にしても組み立て式にしても軽量なのが特徴です。
家から持ち出して車に積むときも、駐車場からキャンプサイトに運ぶときも持ち運びが楽にできます。持ち運び用のケースやバッグ付きのタイプなら、より気軽に携帯できます。
魅力④おしゃれなデザインの製品が多い
コンパクトなキャンプテーブルは、金属・ウッド・布など種類が豊富。基本的にシンプルでおしゃれなデザインの製品が多いのも魅力です。
そのため、アウトドアやキャンプでの使用だけでなく、
- 家の中でコーヒーテーブルとして使う
- 観葉樹や雑貨などを置く台として使う
- お客さんが来たときのゲスト用テーブルとして使う
など、インテリア小物として活用している人も少なくありません。
コンパクトなキャンプテーブルの選び方
さまざまな種類があるコンパクトなキャンプテーブル。見た目のデザインも大切ですが、以下を確認して選んだ方がいいでしょう。
- どの素材にするか
- 設営方法は簡単か
- ロースタイルかハイスタイルか
- 重量はどれくらいか
選び方について詳しく解説します。
選び方①サイトの雰囲気・特性から素材を選ぶ
まずは、自分のキャンプサイトの雰囲気に合った素材を選ぶことが大切。
素材には、主に以下の4種類があります。
-アルミ製
アルミ製のコンパクトキャンプテーブルは、ほかの素材と比べると"軽い"のがメリットです。リーズナブルなモデルもたくさんあります。
サイズのわりには軽量なので、ツーリングキャンプや徒歩キャンプなど、で荷物をコンパクトに軽くしたいときに適しています。
また、脚だけでなく天板も折りたためる構造のものが多く、バックパックなどに入れて気軽に持ち運べるのもメリット。
アルミは水で丸洗いしても錆びにくいので使用後の手入れも容易です。デザインもシンプルなので、比較的どんな雰囲気のサイトでも合わせやすいでしょう。
-ステンレス製
ステンレス製のキャンプテーブルは、"丈夫"なのが特徴です。耐熱性があるため焚き台の側に置いても問題ありません。熱いダッチオーブンやフライパンなども鍋敷きを用いずにそのまま置けるので、焚き火料理をするときに重宝します。
また、錆や汚れに強く、雨や露で濡れたり、調味料をこぼしても拭くだけで清潔に保てます。水洗いもできるため衛生的です!
ステンレスの持つクールでシャープな素材感は、モダンで都会的なキャンプサイトにぴったり。
メーカーによって天板の表面加工が違うことも多く、模様・光沢・脚の色なども種類が豊富です。
ステンレス製のテーブルはアルミ製のテーブルよりは重量が増すため、専用の携帯用ケースが付いているほうが運搬も楽にできます。
-木製・竹製
ウッドや竹製のコンパクトキャンプテーブルは、ナチュラルな雰囲気が魅力です。
オフホワイトなどのテントやタープで、自然な雰囲気にまとめたサイト・グラマラスな雰囲気のサイト・リゾート風の雰囲気のサイトなど、インテリアにこだわったおしゃれなサイトにはウッドや竹製のテーブルが似合うでしょう。
素材によっては、使い込んでいくうちにいい風合いが出てくるものもあります。ただし、耐熱性は低く、濡れたまま放置しておくとカビる可能性もあるため、扱いには注意しましょう。
天板は折り畳めないので収納時はあまりコンパクトにはならないものが多く重量があるのが難点です。
-布製
デニムやポリエステルなど、丈夫で張りのある素材を天板に使用したコンパクトキャンプテーブルもあります。布だけにカラフルなものや柄ものなどポップなデザインも多いようです。
軽くて携帯しやすいのが魅力ですが、熱を持った鍋を乗せたり製品の耐荷重を超えるものを置いたりすると危険なので、注意してください。
選び方②設営方法は主に2種類
コンパクトキャンプテーブルは、携帯することを考慮して、折りたたみ式か組み立て式になっているものがほとんどです。
-折りたたみ式
折りたたみ式はその名前の通り、使用時は脚を広げるだけで設置でき、片付けるときは脚を折って天板の後にたためるようになっている構造です。また、天板自体も折りたためてさらにコンパクトにできるタイプもあります。
折りたたみ式の場合は、脚を開いたときにぐら付きがないか、安定性があるかを確認してください。また、脚部にロック機能があるもののほうが横から力を加えても倒れないので、安全性が高くなります。
-組み立て式
組み立て式は、天板や脚部がすべてバラバラになり、使用する際には脚を立ててから天板になるパネルをはめ込んでいく形式のものが多いです。
折りたたみ式よりは設営や撤収には時間がかかりますが、かなりコンパクトサイズになります。できるだけシンプルな構造のものを選びましょう。
選び方③キャンプスタイルによって「高さ」を決める
自分のキャンプスタイルに合った"高さ"を選びましょう。
地面に近いロースタイルか、日常的なリビングルームなどと同じハイスタイルか、どちらがいいかを考えてください。
-ロースタイルのメリット
ロースタイルとは、「ロー(低い)」という名前の通り、テーブルも椅子も低いものを使い、地面に近い位置で過ごす、いわゆる「お座敷スタイル」です。
ロースタイルは、地面との距離が近く脚を伸ばして座れたり、そのままマットの上でゴロっとしたりと、くつろいで過ごせます。
また、目線が低くなりテントの天井が高くなるので、空間にゆとりができて開放感があるのもメリット。
お子さん連れやペット連れでも、目線が低くなるために見守りもしやすく安心して過ごせます。
コンパクトキャンプテーブルでロースタイルを選ぶ場合は、マットの上に直接座るなら約30cm、ローチェアと合わせるなら約40cmくらいを目安にしてください。
-ハイスタイルのメリット
ハイスタイルとは、普段家の中で生活している高さと同じくらいの背の高いテーブルや椅子を使うスタイルです。
人数が2人以上でBBQや食事をするときは、ハイスタイルのほうが食器や料理などを並べる作業がしやすいもの。
また、起居もスムーズにできるので足腰への負担も少なく、年配の人とのキャンプにおすすめです。ハイスタイルテーブルは脚が長いために、設置後に天板や座面下を収納スペースにすることも可能です。
ハイスタイルテーブルは、座面高が約70cmが目安ですが、高さ調節が可能なタイプならさらに便利です。
選び方④重量は2kg以内の製品がおすすめ
ハイスタイルにしてもロースタイルにしても、コンパクトキャンプテーブルは重過ぎると携帯に不便です。駐車場から自分のサイトに運ぶときも大変です。
家で保管するのも、重いと使うのが面倒になってしまいます。重量は2kg以下のものを選びましょう。
TOKYO CRAFTSのコンパクトテーブル
機能美が感じられる個性的なデザインが人気のオリジナルキャンプギアブランド「TOKYO CRAFTS」から、コンパクトテーブルをご紹介します。
ジカテーブル
キャンプ用コンパクトテーブルというと、天板がA4サイズのものが多いのですが、ジカテーブルはそれよりも大きい39×22cmです。
また天板はアルミで脚を樹脂にしているので、500gを切る軽量さ!X型の脚を開いてその上に天板を乗せるだけでセッティングも簡単です。
コサイドテーブル
コサイドテーブルは、リラックスして過ごすロースタイルキャンプにぴったりの地上高30cmサイズです。
天板を広げて脚の上に乗せるだけの組み立て式で設置が簡単なため、さまざまなキャンプスタイルに対応できます。
天板の下に高さの低い(約10cm)ジカテーブルをセットすれば、小物置き場付きのコンパクトテーブルとして使用できます。
コードユニット
ステンレスの天板とX型の脚のセット、コードユニット。脚を開いて天板を乗せるだけで簡単にセッティングできます。
コードユニットは一個だけでミニテーブルとして使用できるだけではなく、複数を連結して大きなテーブルにしたり2つ縦に重ねて棚にしたりと、拡張性に富んでいるのが特徴。
別売りのマルチバッグを天板の下にセットすれば、収納スペース付きのコンパクトテーブルとして活用でき便利です。
コンパクトテーブルでキャンプをスマートに
キャンプに欠かせないコンパクトテーブル。軽量で使い勝手がいいものを見付ければ、よりキャンプ生活が豊かになります。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考にして、自分のキャンプ生活にぴったりなコンパクトテーブルを見付けてくださいね。