フルタングのアウトドアナイフ - TOKYO CRAFTS

フルタングのアウトドアナイフ

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【初心者必見】フルタングナイフとは?選び方と活用法をご紹介

アウトドアやブッシュクラフトの世界で欠かせない道具、それがフルタングナイフです。その耐久性と多用途性により、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

今回は、フルタングナイフの基礎知識から選び方、実践的な活用法まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

フルタングナイフとは?

フルタングナイフとは、刃とハンドル部分が一体化した構造を持つナイフのことを指します。具体的には、刃がハンドル全体に渡って続いている形状で、この一体構造が高い耐久性と安定感を生み出します。

通常のナイフではハンドルと刃が接続部分で分かれていることが多く、激しい使用には耐えられない場合がありますが、フルタングナイフは高い強度と優れたバランス性能を発揮するため、その心配がありません。

主な特徴は以下の通りです。

  • 耐久性:一体構造により、折れたり壊れたりするリスクが低い。
  • 安定感:力を込めた作業でもブレにくい。
  • 汎用性:薪割りや木工加工などの重作業にも対応可能。

フルタングナイフの選び方

一口にフルタングナイフといっても素材や刃の形状などにより、使い勝手が異なります。ここからは選び方を詳しく解説します。

選び方①素材に着目

フルタングナイフの素材は、主に2種類です。

−ステンレススチール

錆びにくい性質を持ち、メンテナンスが簡単なのが「ステンレススチール」素材です。湿気や水分に強いため、アウトドア環境では最適な素材と言えるでしょう。

さらに、硬度がありながらも適度な柔軟性を持ち、歯が欠けにくいのも特徴です。カーボンスチール素材と比べると切れ味の持続性がやや劣ります。

−カーボンスチール

刃の硬度が高く、鋭い切れ味が持続するのが「カーボンスチール」素材です。ブッシュクラフトにもおすすめな素材で、細かい作業をするのに最適。

ただし、錆びやすいのがデメリットであり、使用後には水分をしっかり拭き取りメンテナンスを行う必要があるので、上級者向きと言えるでしょう。

選び方②刃の形状で決める

刃の形状は作業の効率や用途に直結します。用途に応じた形状を選ぶことで、効率的な作業が可能になります。

例えば、汎用性の高いドロップポイントは、木材加工や食材の切断に適しています。。一方で、鋭い先端を持つクリップポイントは、細かい彫刻や刺す動作を必要とする場面で優れたパフォーマンスを発揮します。

他にも、ブッシュクラフト用に適した直線的なエッジを持つ形状など、目的に応じた選択肢があります。刃の形状を理解し、自分のスタイルや使用頻度に合ったナイフを見つけることが重要です。

選び方③刃付け(グラインド)も数種類ある

刃付けの種類によって、ナイフの切れ味や研ぎやすさが大きく異なります。主なグラインドの種類を解説します。

【フラットグラインド】

刃の断面がV字型で、切れ味・重量・研ぎやすさのバランスが良いのが特徴。初心者にもおすすめです。

【ホローグラインド】

刃の途中からえぐれるような形状で、シャープな切れ味が特徴。軽量だが強度は低く、料理など軽い作業に適しています。

【スカンジグラインド】

刃が単一の角度で研がれておりシンプルな形状が特徴。木材の削り作業に優れ、初心者でも簡単に研ぐことができます。

【コンベックスグラインド】

丸みを帯びた刃先で重作業や薪割りに向いており、耐久性が高いのが特徴。ハマグリ刃とも呼ばれています。

【ブッシュクラフト】フルタングナイフの活用術

フェザースティック

薪の表面を薄く削って、着火材となる細かな木屑(フェザー)を作ります。フルタングナイフの安定した切れ味が活きる代表的な作業です。

薪割り

小型の薪を割る際もフルタングナイフが活躍します。フルタングの強度を活かし、バトニング(ナイフの背面を木槌で叩く)という技法で薪を割ることができます。

ペグ

テントタープ用のペグも自作することができます。森林サイトなどでは至るところに木の枝が落ちています。木の枝を削って先端を尖らせ、長さも調節できるので、ペグを忘れた場合や野営におすすめです。

タープポール

長い木の枝を見つけた場合は、それをフルタングナイフで加工することで、タープやキャノピーを張る際のポールとして役に立ちます。太い枝を使用しないと簡単に折れてしまうため、注意が必要です。

ランタンスタンド

ランタンスタンドを作る際は、少しコツが必要です。支柱となる木の枝とハンガー部分になる木の枝をロープで結び合体させ、地面に打ち込みます。合体する部分は、ナイフで溝を作るとより頑丈になります。

皿・コップ・箸

細かい作業になりますが、お皿やコップ、箸なども自作することができます。設営や準備が終わったら好きな時間を楽しめるキャンプ。その時間を活用して、自作の食器を作るのもおすすめです。

通販サイトでは手作りキットも販売されているため、初心者の方はキットを利用するのがおすすめです。

TOKYO CRAFTSのアウトドア用ナイフ「デルタターロン」

キャンプ用ナイフ「デルタターロン」は、オールラウンドに使えるナイフです。

1本あるだけで調理からバトニングまでタフに使用することができ、持ち手を高くすることで、テーブルに手が干渉しない設計となっています。

全長役24.4cm、刃渡り約12.5cm、刃厚3.5cmのフルタング構造で、刃の角度が途中で変わるセカンダリーべベルにすることで、刃の耐久性も上がり長く愛用することができるのが魅力。

さらに、強度に優れた高品質のステンレス440Cを採用し、グリップは滑りにくい「G10」樹脂素材を使っています。初心者でも使いやすいキャンプ用ナイフです。

▼口コミ

実際に使ってみて、これ一本でいろいろと万能にこなせる良いナイフでした。特に気に入ったのは、グリップのG10素材の握り心地と、用途に合わせてグリップ位置を換えられることです。調理にはこの形状が非常よく生きてました。ナイフ好きの方にもお勧めできますし、初心者の方もこれを購入したらしばらくはこれだけで楽しめるのではないかと思います。

フルタングナイフを相棒にキャンプを楽しもう!

フルタングナイフは、その耐久性と多用途性からアウトドアシーンに欠かせないアイテムです。

この記事で紹介した選び方や活用法を参考に、自分にぴったりのナイフを選びましょう。ナイフを相棒にして、より快適で充実したキャンプ体験を楽しんでください。

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