ソロキャンプで使えるタープ - TOKYO CRAFTS

ソロキャンプで使えるタープ

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【初心者向け】ソロキャンプでタープを使うメリットや選び方・おすすめ製品を紹介

ソロキャンプでタープを使うメリット

ソロキャンプというと、「できるだけ荷物は少なく、コンパクトにする」というイメージがあります。そのため、「タープは、荷物も重くなるだけで不要では?」と思う人もいるでしょう。

実は、ソロキャンプこそタープが非常に役立ちます。

ソロキャンプは、慌ただしい日常から離れ大自然の中で静けさや一人の時間を楽しむものです。

そのためには、単純に日差し・雨・風を避けるための道具としてだけではなく、プライバシーを守る空間を作るタープが必要です。

より質の高いソロキャンプを楽しむには、タープは必須アイテム!しかし、タープにはさまざまな種類があるため、選択に迷いますよね。

この記事では、ソロキャンプ向きのタープのメリット・種類・選び方のポイント・おすすめのタープなどを紹介します。

ソロキャンプ用のタープの購入に迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

メリット①プライベート空間を拡張できる

ソロキャンプで大切なのは、いかにプライベート空間を作れるかです。

大自然の中で、焚き火をしながらコーヒーを飲んだり・ご飯を作って食べたり・本を読んだり・星空を眺めたり……そんな非日常的な空間や時間を楽しめるのがソロキャンプの醍醐味。

しかし、キャンプ場が混んでいて周囲にたくさんのキャンパーがいては、人の視線が気になって落ち着きません。 かといって、せっかく自然の中にいるのに、テントの中にこもりっきりでは楽しくないでしょう。

そこで、タープが大いに役立ちます。テントと連結してタープを設営して拡張すれば、その空間をリビングスペースとして活用できます。

設営時に「屋根」だけではなく「壁」も作れば、周囲からの視線を遮ることができるので思い切りくつろぐことができるでしょう。

メリット②日差しや雨風を遮れる

ソロキャンプでテントだけだと、突然の雨や強い日差し、寒い風が吹いてくるときなど、ずっとテントの中にこもって過ごさなければなりません。

タープは、雨・日差し・風を遮る、「屋根」や「壁」を作れるのがメリットです。

テントにタープを連結して設営すれば、その下が野外リビング空間になり、コーヒータイムを過ごしたり、食事をしたり、昼寝をしたりなど、外の空気を感じながらのびのびと過ごすことができます。

メリット③ハンモック泊が可能に

ソロキャンプで「テントもタープも両方持って行くのは荷物になるし面倒」という人におすすめなのが、「タープ泊」(ハンモック泊)です。

暖かい季節なら、大きめのタープの下にハンモックを設置すれば、揺らぎとともに大自然の空気や木々のざわめく音を身近に感じながら眠ることができます。

ハンモックが苦手な方は、タープの下にコットを設置するのもおすすめです。ワイルド感たっぷりのソロキャンプを楽しめます。

夜間に突然雨が降ってきてもタープの「屋根」があるので大丈夫です。

ソロキャンプで使うタープの選び方

タープにはさまざまな種類がありサイズや形状、設営方法、素材などが異なります。

ソロキャンプを快適なものにするには、基本的な種類とその特徴や選ぶときのチェックポイントを知り、慎重に自分の目的にあったものを選びましょう。

選び方①タープの種類から選ぶ

タープにはさまざまな種類があります。一般的にソロキャンプでよく使われるタープの種類を紹介します。

-ヘキサタープ

ヘキサタープの「Hexa(ヘキサ)」は、ギリシャ語で「6」の意味。その名前の通り、タープの生地が六角形であるのが特徴です。

6つの角それぞれにグロメット(穴)やループが付いていれば、ポールを立てたり、一部だけをペグで地面に留めたり、ロープで引っ張ったりなど、さまざまな形にアレンジできます。

単純に日差しや雨避けのための「屋根」にしてもよし、片側はポールで立てて残りはペグダウンして、壁兼屋根のような形にすれば、周囲の視線を遮ったプライベート空間を作れます。

テントを持参する場合は、テントの半分を覆うように設営すれば、雨が降っても濡れずにテントとタープ間を行き来できます。

-スクエアタープ

スクエアタープは、「Square(スクエア)」の名前の通り、タープの生地部分が四角・正方形をしているタイプです。長方形のものは、「Rectangle(レクタングル)=長方形」から名前をとったレクタタープとも呼ばれます。

シンプルで初心者でも簡単に設営できるため、キャンプのときだけではなく、イベントや運動会などにも広く使われています。一般的にもよく知られているタープといえるでしょう。

そのままシンプルに「屋根」だけの形に設営すれば、日陰や雨避けの面積が広いのが魅力。開放感も抜群です。状況に応じてアレンジもできます。

ただし、生地の面積が大きいため、重くなりがちなので注意が必要です。

-ペンタタープ

ペンタタープの、「Penta(ペンタ)」はギリシャ語で「5」を意味します。テントの生地部分が、五角形をしたタープです。

ポール1本で張ることができ、設営も1人で簡単にできるのでソロキャンプに向いています。

ロースタイルのシェルターのようにしても、テントとタープをつなげて張る「小川張り」をしてもいいでしょう。

-スクリーンタープ

スクリーンタープとは、通常は屋根部分しかないタープと違って、屋根部分とサイド部分があるタープのことです。

見た目はテントにそっくりですが、テントと異なるのは「床」部分がないこと。

側面部分がメッシュになっているタイプなら、夏場は防虫しながら外の景色を楽しめます。

プライベート空間が作れますが、開放感に欠けるのが難点。また側面がある分だけ収納時も大きく重くなる点には注意が必要です。

-カーサイドタープ

カーサイドタープは、車の横や後ろに直接取り付けて屋根を作れるタイプです。車のそばに手軽にリビングスペースを作れるのが魅力です。車でのソロキャンプに向いています。

暖かい季節は、日中はタープの下で過ごし、寝る時は車中泊ができるので、いちいちテントを設営する手間も省けるのがメリットです。

設営は非常に簡単なのですが、一度設置をしてしまうと車を動かせなくなってしまうので気を付けましょう。

選び方②難燃性を求めるなら「TC素材」がおすすめ

ソロキャンプでタープを選ぶときは、素材の選択も重要です。タープの素材は大きく分けると3種類。

  • コットン(綿)素材
  • 合成繊維素材(ポリエステル&ナイロン)
  • TC素材(テクニカルコットン)

それぞれに特徴があります。

綿は、吸湿性に優れ通気性もあり丈夫なので火の粉に強いのがメリットですが、重量があり汚れやすいのがデメリット。

また、ポリエステル&ナイロンは、軽量で耐水圧があり速乾性にも優れているのですが、耐久性が弱いため、焚き火の火の粉が飛び散ると穴が開く可能性があります。

ソロキャンプでは焚き火は欠かせない!という人におすすめなのが「TC素材を使用したタープ」です。

ポリエステル(テトロン)とコットン(綿)の混紡素材で、ポリエステルのメリットである速乾性・耐水性と、コットンのメリット難燃性を兼ね備えています。

ただし、ポリエステル&ナイロンと比べると重量がほぼ倍になり、収納時も大きいので、バイクや自転車などのソロキャンプには不向きです。

選び方③3×3ⅿだとソロにいちょうどいいサイズ感

タープは大きいほうが広いリビング空間を作れるので快適に過ごせます。

ただし、ソロキャンプの場合は大きすぎるとかさばり重量も増すので、運ぶ・設営・撤収も大変!

ソロキャンプに向いているのは生地部分が「3×3ⅿ」くらいのサイズで、重量は2kgくらいまでを目安にしてください。

選び方④軽量でコンパクトになるものを

タープを購入するときは、広げた状態を確認するだけでなく、収納時の大きさや重量、形状、さらに保管袋の有無も確認して選びましょう。

自転車・バイクで行くソロキャンプの場合は、積載可能なサイズになるかどうかも重要。車で行くソロキャンプの場合も、駐車場からキャンプサイトまで歩く場合もあるので、軽量でコンパクトなタープを選んでおけば安心です。

選び方⑤耐水圧の確認は必須

タープは、生地素材の「耐水圧」を確認してください。突然の雨でタープから水が漏れると、安心してくつろぐことができません。

耐水圧とは、「生地がどれくらいの水圧まで耐えられるか」を数値化したもので、数値が高ければ高いほど、強い雨に耐えられます。

ソロキャンプ用のタープの耐水圧は「1,500mm以上」を目安にしてください。タープ生地は耐水圧を高めるためにコーティングされています。コーティング層が厚くなるほど耐水性と耐久性が向上しますが、その分重量が増し、通気性が低下します。

TOKYO CRAFTSのタープラインナップ

機能性の高さとデザイン性の高さを両立した日本発のオリジナルキャンプギアブランド「TOKYO CRAFTS」から、タープを紹介します。

マカオンTC

さまざまな張り方のアレンジが楽しめる、ヘキサタープ「マカオンTC」。

基本的にはセンター2ヶ所にポールを立て、両サイドの四角の角をロープで引っ張りペグダウンしますが、片側を下げて雨や日差しを防ぐなど、その日の天候に合わせた設営ができます。

難燃性と遮光性に優れるTC素材を使用しているため、タープの近くで焚き火を楽しめるのも魅力。収納時は、コンパクトになるので携帯も楽にできます。

オネタープ

タープ生地の本体中心にフレームをセットするという画期的な発想の「オネタープ」。

フレームが弧を描いて生地をピンと張り、美しいフォルムのタープ空間が作れます。

タープ生地から伸びているベルトにポールを差し込む仕様なので、タープ下にポールを設置する必要がなく、空間を広く使えるのもメリット。高さもあるので非常に開放的です。

ソロキャンプにタープを導入してさらに快適に……!

ソロキャンプでは、タープを張ってリビング空間を作ったほうが、より自然を身近に感じながら快適な時間を過ごせます。

また、過ごしやすい季節なら、テントを持たずタープだけの気軽なキャンプを楽しむことも!初心者でも簡単に設営できるタープは多くあります。

キャンプスタイルのバリエーションを広げられるので、ぜひ試してみてください。

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