【初心者向け】ドームテントの選び方とは?お手入れ方法やおすすめ製品も解説

営利が簡単で、耐久性に優れたドームテントは、初心者に最もおすすめしたいテントです。
しかし各アウトドアブランドから、多くのドームテントが販売されているため、どの製品を選べばよいか将来的には多いのではないでしょうか。
この記事では、ドームテントの選び方やお手入れ方法について詳しく解説します。 さらに、おすすめのドームテントやテントがスッキリ片付く収納アイテムも紹介します。
のキャンプスタイルにぴったりなドームテントで、快適にキャンプを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
ドームテントとは?

「ドームテント」とは、半球状の形をしたテントの分類です。 通常、天井部分でクロスした2本のポールが骨組みとなります。
設営にコツはほとんど必要なく、手順に従って進めれば、初心者でも簡単に設営できます。慣れれば、大型のドームテントでも1人で設営できます。
ドームテントは半球状のため、天井付近の空間にも広がりがあり、ライブパフォーマンスに優れているのが魅力です。
またペグやロープで固定しなくても自立する「自立式テント」なので、設置しやすいだけでなく、場所や向きを変更したいときも簡単に移動できます。
ただし、多くのドームテントは、ワンルームか前室がある場合も狭い傾向です。 そのため、雨や日差しを優先してリビングスペースとして、タープを併用する人が多いです。
ドームテントの選び方

ドームテントを選ぶ際には、以下の6つのポイントを押さえて、キャンプスタイルに適した使いやすい製品が見つかります。
- 使用人数
- 天井高い
- 組み立てやすさ
- 機能性
- 耐水圧
- 携帯性
選び方①サイズは+1人のサイズを選ぶのがおすすめ
通常、テントには「使用人数」が設定されています。 使用人数は、ギリギリ寝られる人数で設定されるため、使用人数に合わせて購入すると窮屈さを感じます。
ゆったりと使いたい場合は「実際に使う人数+1人」のドームテントを選んでいいと思います。
選び方②天井高は180cmあると快適
居住性の高さが魅力のドームテント。天井が高い製品を選ぶと、閉塞感が解消され、さらに快適に過ごせます。
天井高が180cm以上であれば、男性でもまずは移動や切り替えがスムーズに行えます。
選び方③ 組み立てが簡単なので初心者でも安心
ドームテントは、組み立てが簡単にできるように工夫された製品を選ぶと、時間や手間を掛けずに設営可能です。
例、ポールとポールを差し込んでスリーブが同色で色分けされていると、今後も作業が進められます。
その他に、エアポンプで空気を入れるだけで設営できる製品や、1人でも設営できるようにポールを差し込むピンに工夫が加えられたテントなどもあります。
選び方④機能性をチェック
ドームテントを選ぶ際は、自分が必要とする機能が付いているものもチェックしましょう。
出入口は2ヶ月所以上あると◎
ドームテントは入り口が2ヶ月以上あると、風通しが良く、夏でも快適です。また複数の入り口があると、荷物の取り出しも靴を脱ぐ煩わさなく作業できます。
夜中にトイレに行く際も、入り口付近で寝ている人をまたぐ、反対側の入り口から来ます。
スカート付きだと冬キャンプでも安心
テントと床の隙間を設けるため、裾部分についている生地が「スカート」です。
冬キャンプでは、冷気の侵入を防いでくれて寒さ対策になります、夏キャンプでは虫の侵入を防いでくれます。
さらに、雨が降ってきたときも、テント内が水に浸かり辛くなるメリットがあり、オールシーズン使いたい人はスカート付きのテントを選んでいいと思います。
ベンチレーション付きだと快適にキャンプができる
テントにベンチレーション(換気口)が付いていると、テント内の換気がスムーズになります。 暑い時期は籠った熱や湿気を排出できるので、テント内を快適な状態に保てるでしょう。
またテント内の空気が温まると、外気との温度差が大きくなり結露の原因となります。 ベンチレーションが付いていると、室内と外気の温度差が穏やかになり結露が軽減されます。
冬キャンプで石油ストーブやストーブを使う場合は、換気が非常に重要です。 テントを開放することに加え、ベンチレーションがあることで、さらに一酸化炭素中毒対策になります。
キャノピー付きだとタープいらず
テントにおける「キャノピー」とは、エントリーパネルなどをポールで跳ね上げて作る「庇(ひさし)」のことです。
エントリーがキャノピーとして使えるドームテントであれば、キャノピー下をリビングスペースとして使えるので、タープなしでもキャンプを楽しめます。
選び方⑤耐水圧にも注目しよう
耐水圧とは、テント生地の「浸水しにくさ」を表す数値です。数値が高いほど、浸水しにくいことを表します。耐水圧が低すぎると、強い雨が長時間降ったときはテントが雨漏りする恐れがあります。
テントは2,000mm以上の耐水圧があると、残りの間の雨がない限り雨漏りの心配はありません。
しかし、耐水圧は高すぎると蒸し暑さの原因となります。 夏もキャンプするなら、2,000mmを目安として選んでいいと思います。
選び方⑥テントの重量や収納サイズを確認
徒歩キャンプやツーリングキャンプ、登山でのテント泊は、荷物を最小限にコンパクトにする必要があります。
ドームテントは、ソロ用のコンパクトなものから大人数で使える大型のものまで、サイズが豊富です。
移動手段に適した携帯性があるか、テントの重さや収納サイズをしっかりチェックしましょう。
ドームテントの手入れの方法

テントのお手入れで最も重要なのが「乾燥」です。 テント収納時に水分が残っているとカビやコーティングが溶けてテントがベタベタになるのが原因となります。
キャンプ後はテントをしっかりと乾かしてから収納しましょう。 汚れも劣化の原因になるため、使用後は汚れや草、虫などをしっかり取っておいてください。
テント生地は先ほどの使用をと、水弾く「撥水性」が弱まります。
撥水効果が弱かったと感じたら、テント用撥水スプレーを吹きかけて、撥水性を復活させるのがおすすめです。
TOKYO CRAFTSのドームテントをご紹介!
TOKYO CRAFTSでは、続々と新しいテントがラインナップに加わっています。
その中から、スタイルの異なる3つのテントをご紹介します。
トンネル型ドームテント「テンビシェルター」

TOKYO CRAFTSの「テンビシェルター」はドームテントとトンネル型テントのいいとこ取りをした新しいタイプのテントです。
ドームテントは、2本のポールをクロスさせて骨組とするのが一般的です。しかしテンビシェルターは、トンネル型テントのように平行に配置した2本のポールに、3本目のポールをクロスさせて設営します。
この特殊な構造によって、ドームテントの「設営しやすさ」とトンネル型テントの「開放的な広い空間」という、2つの魅力を兼ね備えることを実現しました。
名前の由来となっているのが、天面に配置された2ヵ所の「採光パネル」です。採光パネルはメッシュ窓にもなり、フルクローズした状態でも、上から太陽光の明るさを取り入れることができます。
別売りの4人用インナーテントを装着すれば、2ルームテントとしても使用可能。さらに前面入口は別売のポールで跳ね上げて、キャノピーにすることが可能で、リビングスペースを拡張することができます。
TPUウィンドウは、フロント部分だけでなく天窓までカバーできる仕様のため、おこもりキャンプでも開放感があり、テント内から外の景色を堪能できます。
内側からフルクローズできるため、急な天候の変化にも素早く対応できます。
インナーテント用のフロアマットやグランドシートも用意されているため、キャンプスタイルに合わせてご検討ください。
デュオキャンプにおすすめ「ハビソル デュオテント」

続いて紹介するのは、2人でゆったりとアウトドアを楽しむために設計されたドーム型シェルター「ハビソル」です。
六角形に近いフォルムで、コットを斜めに設置するスタイル。オプションの仕切り付きインナーテントを付けると、寝室を分けることができプライベート空間を確保できます。
最大幅約4.1m・天井高約1.95mの広々とした設計で、大人2名でもゆったり過ごせる居住空間を実現。5か所のメッシュ窓が優れた通気性を確保し、虫の侵入を防ぎながら快適な空間を保ちます。
出入り口は前後両サイドの計4か所あり、使い勝手も抜群です。耐水圧2,000mmの高い防水性と耐風性能も備え、アウトドアライフを快適にサポートする一張りです。
リビングシートやTPUウィンドウのオプションもあり、好みやスタイルに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。
快適さと軽快さを両立した「ナイトローバー2P」

「ナイトローバー2P」は、登山用テントのスペックを踏襲しつつ、キャンプ向けに再設計したソロ〜デュオキャンプに最適なコンパクトドームテントです。
インナーテントが標準で付属し、最大2名で快適に眠れる居住スペースを確保。前後に出入り口のあるダブルアクセス設計で、前室にもゆとりがあるため片側をギア置き場やリビングスペースにするなど、自由な使い方ができます。
室内高は最大110cmと圧迫感が軽減され、開口部は最大幅180cmと開放感があるのも魅力。
自立する3本のクロスフレーム構造で、インナーテントやオプションのグランドシートは取り付けたまま素早く設営撤収が可能です。
収納サイズもコンパクトなので、ツーリングキャンプやデイキャンプにもおすすめのテントです。
テントサイトをすっきりさせるのに役立つ購入アイテム
ここからは、ドームテントと一緒に使いたい、TOKYO CRAFTSのアイテムを紹介します。スッキリ片付いたテントサイト作りに一役買って、収納アイテムを中心にピックアップしました。
コードユニット

ミニテーブルやサイドテーブル、ちょっとした小物置きとして使える「コードユニット」。設置や収納はワンアクションで簡単に行えます。
同製品や互換性のあるアイテムと縦・横・上下に連結しての使用が可能で、さまざまなアレンジを楽しめるアイテムです。
「バケットシェルフメッシュ」を積み重ねたり、天板下に「マルチバッグ」を吊り下げることで、オリジナルの収納棚として使えます。
またコードユニットを縦や横に繋いでいくことで、ファミリーテーブルや囲炉裏テーブルとしても使用可能。
薪ホルダーやメタルコンテナ、マルチフレーム、ソフトクーラーなど、さまざまな拡張アイテムが登場しており、シリーズで増やしたくなるアイテムです。
ギアバンカー

ギアバンカーは、頑丈なフレームとしなやかなファブリックを組み合わせた“ハイブリットコンテナ”です。
2段までスタックできる設計で、積み重ねても安定感を保ちながら収納力を発揮します。上面と正面の開閉が可能で、車のトランクやキャンプサイトで積載したままでも必要なギアにすぐアクセスでき、面倒な荷物の出し入れを大幅に軽減できる魅力があります。
収納力が高く、ソロキャンプ〜ファミリーキャンプまで幅広いシーンに対応。側面には、カラビナや小物の取り付けに便利なベルトループが配置されています。
コードユニットと互換性があり、トップボードを上部に設置しテーブル代わりにしたり、連結も可能です。
バケットシェルフメッシュ

テントサイトの収納に活躍するのが「バケットシェルフメッシュ」です。
基本のスタイルは、床の状態を気にせず、どこにでも置ける脚付き収納です。 脚をくるりと上部に持ってくることで、持ち手付きのバスケットとしても使用可能です。 焚き火台横や炊飯場など、好きなところに持ち歩きやすくなっています。
また、同じバケットシェルフメッシュを重ねれば2段の収納棚として、互換性のあるアイテム「コードユニット」を上に重ねればテーブル下の収納としても使えます。
収納部分はメッシュ生地が使われており、入れるものの形状を選びません。またメッシュ生地は水洗いOKなので、衛生的にも安心です。調理器具や食器などの収納にもおすすめです。
フロートケース

調理器具や調味料、焚き火道具などの小物類を万が一の時に便利な収納ケースを「オーガナイザー」と呼びます。TOKYO CRAFTSの「フロートケース」は、オーガナイザーにありがちなちょっとしたストレスを解消した製品です。
焚き火台の側やミニテーブルでは、オーガナイザーの置き場に困るときがありませんか? 特に床が濡れている場合は、置き場所に困るものです。
フロートケースは脚付きオーガナイザーなので、置き場所を選びません。炊飯場など濡れた場所でも気にせず直置きできます。
また、S字フックやカラビナが掛けられるパーツ付きで、ハンキングフックやテーブルサイドに引っ掛けておくこともできます。
フロートケースを山型に自立させ利便性を高めることができるコネクションベルトと合わせての使うのがおすすめです。
好みのドームテントを見つけてキャンプに出かけよう!

設営が簡単で、生存能力に優れたドームテント。初心者に最もおすすめなテントです。
人気の高いドームテントは、各アウトドアブランドにおいて、多くの製品が多岐にわたります。 今回紹介した選び方を参考にすれば、自分のキャンプスタイルにぴったりのドームテントが見つかります。
ぜひお気に入りのドームテントを選んで、おしゃれに快適にキャンプを楽しんでください。