2024.12.29
ふもとっぱらキャンプ場の魅力とは?絶景と自由な空間を楽しめるキャンプ場!
目の前に広がる雄大な富士山の姿に圧倒される、大規模な『ふもとっぱらキャンプ場』。
ソロキャンプからファミリーキャンプまで、キャンパーなら誰もが知る人気のキャンプ場です。
ここでは、日本でも有数の広さを誇るふもとっぱらキャンプ場の魅力をご紹介しましょう!
ふもとっぱらキャンプ場とは?
引用:株式会社ふもとっぱら
キャンパーなら、ベテランから初心者まで知らない人はいないといっても過言ではないほど「いつかは行きたい」「一度は絶対に行くべき」と大人気のふもとっぱらキャンプ場。
静岡県富士宮市にあり、人気アニメ「ゆるキャン△」のモデル地としても知られています。
基本的な情報を解説します。
基本情報
ふもとっぱらキャンプ場は、静岡県富士宮市と山梨県南巨摩郡身延町にまたがる、標高1,964mの『毛無山(けなしやま)』のふもとに広がるキャンプ場です。
【ふもとっぱらキャンプ場の基本情報】
- 所在地:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
- 電話番号:0544-52-2112
- 営業期間:通年営業
- 予約方法:キャンプ・宿泊施設は完全予約制。必ず公式HPから事前に予約してください。
- チェックイン:AM8:30〜PM17:00まで
-
チェックアウト:日帰り/PM17:00 宿泊/PM14:00
【利用料金】
- 中学生以上:日帰り500円/1泊1,000円
- 小学生:日帰り250円/1泊500円
- バイク・自転車:日帰り500円/1泊1,000円
- 普通車(軽・中):日帰り1,000円/1泊2,000円
- キャンピングカーなど:日帰り2,000円/1泊4,000円
【ルール・禁止事項】
- 直火禁止(焚き火必須)
- ペットはリードを付ける
- 動画サイト投稿目的などの「声をかける」・「覗き込む」禁止
- 17時以降車両移動禁止
- 花火やドローン禁止
- 駐車・キャンプは「単体で生えているカシワの老木」周囲は禁止
- 野外に食べ物を放置しない
公式HP▶︎ふもとっぱらキャンプ場
アクセス
ふもとっぱらキャンプ場は以下のアクセス方法があります。
【車】
- 東名高速道路「富士インター」→新東名高速道路「新富士インター」→西富士道路国道139号線「朝霧グリーンパーク入り口」を左折→ふもとっぱらキャンプ場
- 中央自動車道「河口湖インター」→西富士道路国道139号線「朝霧グリーンパーク入り口」を右折→ふもとっぱらキャンプ場
【電車・バス】
- 身延線「富士宮駅」→富士急バス「河口湖駅・富士山駅行」→朝霧グリーンパーク→毛無山登山口方面へ徒歩約30分→ふもとっぱらキャンプ場
- 富士急行線「河口湖駅」→富士急バス富士宮駅・新富士駅行」→朝霧グリーンパーク→毛無山登山口方面へ徒歩約30分→ふもとっぱらキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場の魅力
引用:写真AC
キャンプサイトのアンケートで「行ってみたいキャンプ場No.1」に輝いたほど、キャンパーに支持されている"ふもとっぱらキャンプ場”は、魅力がたくさんあります。
魅力①富士山を望む絶景のロケーション
ふもとっぱらキャンプ場を訪れた人は、「雄大な富士山の姿が魅力」と誰しも絶賛します。
広大でさえぎるものがない草原サイトでは、目の前で夕暮れに染まっていく富士山、まばゆい朝日に輝く富士山が堪能できるでしょう。
場所によって富士山の見え方が異なるため、事前に好みの場所をリサーチしてからテントを張るのがおすすめです。
その日の天候や季節によって、富士山の裾野まで見られるときと頂上のほうだけ見えるときがあります。過去の例だと、10月〜3月ごろの方が、富士山全体を眺められる確率が高いとされています。
魅力②トイレや水場がきれいな高規格キャンプ場
キャンプ場で快適に過ごすためには、トイレや水場などの清潔感が大切です。ふもとっぱらキャンプ場では場内に洋式水洗トイレが3ヶ所があり、きれいに清掃されています。
炊事場は2か所あり、シンクと蛇口を備えた小さな水場はメインの車道を中心に点在しています。
魅力③売店にはふもっとぱらオリジナル製品も
引用:株式会社ふもとっぱら
売店では、薪や炭などのキャンプ必需品のほかにも、地ビールや自社農園で育てた野菜、朝霧公園のジビエなどの食材も販売しています。
ふもとっぱらの木を使用した家具や雑貨のオリジナルブランド『FUMOTO TREE’S』のテーブル・椅子・カッティングボードなどの雑貨も販売。
さらに、オリジナルステッカーやカッティングステッカー、ロゴデザインを生かしたパッケージのドリップコーヒーや天然水などもあるので、お土産にも最適です。
売店の近くにある食堂「金山テラス」では豚鹿豚鹿バーガー、鱒わさびタルタルバーガーや鹿肉のたつたあげほか、人気のあさぎり牛乳ソフトなども楽しめます。
魅力④アクティビティも楽しめる
ふもとっぱらキャンプ場ではアクティビティも楽しめます。
毛無山登山
日本二百名山の毛無山では、貴重な四季折々の植物や清流、滝、稜線から眺める雄大な富士山と朝霧高原などが、登山者を楽しませてくれます。
また、地蔵峠ルートは、戦国時代には毛無山の中腹で金の採掘が行なわれ、かつて「富士金山」として栄えた時代の遺物が今も残っています。
金鉱石の破砕機・焼窯跡・住居や屋敷の跡などを登山の途中にみることもできます。
MTB
MTB(マウンテンバイク)のレンタルも行っています。富士山の麓で野原や山道を走破してみたい人はチャレンジしてみましょう。
MTB用のコースはキャンプ場内の地図には載っていないため、管理棟でスタッフの説明を受けてください。
魅力⑤無料で入浴できる大浴場がある
ふもとっぱらキャンプ場には、無料で入浴できる人工温泉「金山温泉」大浴場があります。
天然鉱石「光明石」を使用したお風呂は無味無臭で、湯質が柔らかく肌触りがいいのが特徴です。アウトドアで冷えたり疲れたりした体を優しく温めて疲労回復してくれるでしょう。
利用時間は、13:00〜20:30と時間が決まっているので、注意してください。
ふもとっぱらキャンプ場の宿泊施設
ふもとっぱらキャンプ場は、フリーのキャンプサイトほか、さまざまなタイプの宿泊施設があります。その特徴をご紹介します。
キャンプサイト
ふもとっぱらキャンプ場は、東京ドーム約5個分の広さを誇る、車の乗り入れが可能な全面フリーサイトです。
キャンプ場内の各サイトの位置や水場、トイレ、施設、ショップなどの詳細は、公式HPの地図でご確認いただけます。
コテージ柏
引用:株式会社ふもとっぱら
ふもとっぱらの草原に生えている「柏」の木材をふんだんに使った、木の温もりを感じられるかわいいコテージです。バスルーム・キッチン・トイレ・ユニットバスのほかに富士山が見える露天風呂もあります。
キャンプサイトに面しているので、コテージの隣にタープを張ったりBBQや焚き火をして楽しむことも可能です。宿泊料金は、30,000円で5名まで同額です。
翠山荘
引用:株式会社ふもとっぱら
森林のなかにひっそりと佇む、プライベート感のある小さな別荘です。静かにゆったりと仲間や家族だけですごしたい人に向いています。
和室と隠れ家のような屋根裏部屋、キッチン・お風呂が付いており、庭のスペースではBBQや焚き火もできます。
宿泊料金は25,000円で、5名まで同額です。6名以降1名ごとに+4,500円の追加料金がかかります。
毛無山荘
引用:株式会社ふもとっぱら
毛無山のふもとにある、明るくウッディな雰囲気の宿舎です。「部屋貸しの宿舎」なので、キッチン・トイレ・シャワールーム・リビングルームは、ほかの宿泊の人たちと共有となります。
部屋は22畳のフローリングと畳の和洋室でベット・布団・テレビ・冷蔵庫・石油ファンヒーターが備わっています。また、窓を大きくとっているので、部屋のすぐ外でタープを張ったりBBQをすることも。
宿泊料金は25,000円で5名まで同額。6名以降は、1名ごとに+4,500円の追加料金がかかります。
金山キャビン
引用:株式会社ふもとっぱら
大きな窓のあるトレーラータイプのキャビンです。天気のいい日にはウッドデッキから雄大な富士山を望むことができます。BBQや焚き火は、デッキの下であれば楽しむことができます。
宿泊料金は、25,000円で5名まで同額です。
コロッケ
引用:株式会社ふもとっぱら
林の中に設置された、波打った形状が特徴のコルゲートパイプを使用した、個性的なキャビンです。
窓や扉からは静かな林が眺められ、カップルや友人と落ち着いたひとときを過ごせるでしょう。屋外にトイレと水道があります。
宿泊料金は、10,000円で2名まで同額です。
まほろば
引用:株式会社ふもとっぱら
森の中にある団体向けの木造宿舎です。元分校だった場所をそのまま宿舎としています。
洋室60畳が1室と洋室30畳が2室、布団・ガスファンヒーター・テーブル・椅子・トイレ・風呂が付いています。
店員は50名で宿泊料金は1名につき2,500円。20名からで宿泊ができます。
ふもとっぱらキャンプ場を利用する際の注意点
基本情報の項目でも触れましたが、ふもとっぱらキャンプ場を利用する際の注意点をまとめました。
注意点①完全予約制
ふもとっぱらキャンプ場は完全予約制です。キャンプ道具を準備したのに利用できなかった、という事態を避けるためにも、事前予約を忘れないようにしましょう。
キャンプや宿泊施設の予約は、公式HPより「お客様情報」を登録してから、希望日を予約します。キャンプや宿泊施設の「空き状況」を確認しましょう。
注意点②17時以降は車両の移動が禁止になる
17時以降は車両で移動するのが禁止されています。夕方以降キャンプ場は暗くなるので車の走行は危険です。
買い物などで車を出したい場合は、日中にすませましょう。
注意点③風の強い時期がある
ふもとっぱらキャンプ場は、非常に天候が変わりやすいのが特徴です。急に真夜中に天気が変化して爆風が吹き荒れ、慌ててテントが吹き飛ばされないようにペグで強化したり、車中に避難した......という体験談も聞きます。
特に冬季は空気が乾燥して風の強い日も多くなるため、焚き火をする際には、消火用の水を焚き火のそばに置くなど、消火の準備にも気を配りましょう。
ゆるキャンの聖地「ふもとっぱらキャンプ場」でキャンプを楽しもう!
朝目覚めてテントから外に出たら、目の前に朝日に輝く雄大な富士山が見えるというスケールの大きい体験ができる「ふもとっぱらキャンプ場」。
現場に付いてから不自由やトラブルなどなくキャンプを満喫するためにも、事前にしっかり予約状況を確認し、設備・ルール・注意事項などを調べていくことが大切です。
きちんとリサーチして、ゆるキャンの聖地「ふもとっぱらキャンプ場」でキャンプを楽しみましょう。