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犬連れキャンプにおすすめ!最適なテントと選び方のポイントを解説

犬連れキャンプにはどんなテントが最適?

日々愛犬と一緒に暮らしている人にとっては、一緒に楽しみたいと思うのが"犬連れのキャンプ"です。最近では、愛犬と一緒にデイキャンプや宿泊キャンプを楽しめる場所も増えています。

そんな愛犬連れのキャンプでは、テント選びが重要になります。テント選びを間違えてしまうと、愛犬も飼い主もストレスを感じることもあります。

飼い主と一緒でも、いつもとは違う大自然の中で過ごすため、愛犬が不安や怖がることなく、愛犬が落ち着いて過ごせる環境を整えることが大切です。

人間だけのキャンプとは違って、愛犬に配慮できるテントはどのタイプが向いているのでしょうか。

この記事では、犬連れキャンプに最適なテントの種類や、選び方のポイント、そしておすすめのテントを紹介します。犬連れキャンプを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

-ドームテント

ドームテント」は、その名前の通りドーム(丸屋根)形の半球型テントです。

お椀を伏せたような丸い形で、キャンプ場でよく見かける一番ポピュラーなタイプになります。

ドームテントは、アーチ型のポールやフレームを複数使用し、それらを交差させながら立ち上げることで、テントの幕をひっぱりあげ球形のドーム状を作り出す構造です。

【犬連れにおすすめのポイント】

  • 強風を受け流し安定して立ち続けることが可能。テントが風で揺れたりバサバサ音を立てたりしにくいので、愛犬が落ち着いて過ごせる
  • 天井から壁がゆるやかに弧を描くため、デッドスペースができず、空間が広く快適に過ごせる。壁際に犬用のクレートやベッドを置きやすい
  • ペグダウンしなくても自立するため、設営後に向きや位置を調整できる
  • 入口が全室付きなら雨風も吹き込みづらく犬のトイレシートを置ける
  • タープと合わせることで外にリビング空間を作れ、犬も人もゆったり過ごせる

【注意点】

  • ドームテントは複数のポールをクロスさせて張力でテント幕を立ち上げるため、設営には力が必要
  • ポールが多く荷物がかさばる

-ワンポールテント

ワンポールテント」は、1本のポールで支える「とんがり屋根」の三角錐型の個性的なテントです。

ポールを立てるのは1ヶ所だけで、幕をペグで固定していくだけなので、複雑にポールを展開しなければならないタイプと比べると簡単です。

【犬連れにおすすめのポイント】

  • スピーディーに設営できるので犬が飽きない
  • ポールは1本だけなので収納時にコンパクトにまとまる
  • コンパクトに収納できる
  • 中央の天井が高いため犬にリードを付けた状態で出入りしやすい
  • 形がおしゃれで犬と一緒に映える写真が撮影できる

【注意点】

  • 出入り口が斜めになってしまうので、雨や風がテント内に入りこみやすく、キャノピー(ひさし)付きで全室が作れるもののほうがおすすめ
  • 壁が斜めで中央にポールがあるため室内にクレートが置きづらい

-2ルームテント

2ルームテントとは、寝室と広い前室が一体化しているテントのことです。

キャンプでは、基本的にドーム型やティピー型のテントを寝室にして、入口にタープを設営してリビング空間を作って過ごすのが一般的です。

つまり、テントとタープの両方を持って行き、両方設営しなければなりません。

2ルームテントなら1つのテントを設営するだけで、2つのスペースが作れます。

【犬連れにおすすめのポイント】

  • 寝室にクレートやベッドを置いて犬専用のスペースにすることもできる
  • 悪天候に強いので犬も落ち着いて過ごせる
  • 広々しているので犬も飼い主ものんびり過ごせる

【注意点】

  • 大きく重量もあるので1人では設営が大変

犬連れキャンプに最適なテントの選び方

犬連れキャンプに最適なテントは、人だけのテントを選ぶときよりもより注意深く選びたいものです。

どのような点に注意して選べばいいのでしょうか。

選び方①大きめなテントを選ぶと◎

犬連れキャンプのときは、室内が狭いテントは向いていません。人間の数と犬の数によって大きさを選びましょう。

一般的にテントには「使用人数」が表示されていますが、その数字よりも大きめのサイズを選ぶほうがおすすめです。

1人と犬1匹なら2人用以上、2人と犬1匹なら3〜4人以上、それ以上の人数ならファミリー用サイズを選びましょう。

中〜大型犬の場合は、窮屈な空間ではストレスが溜まってしまいます。ゆったりと体を伸ばして眠れるベッドが置けるように、大きめサイズを選んでください。

選び方②頑丈な素材で作られたテントだと安心

基本的に、犬連れキャンプは「頑丈な素材」で作られているもののほうが安心です。

最近ではテントもタープも、耐久性・耐候性・保温性・吸水性に優れ、燃えにくく通気性のあるTC素材(ポリエステルとコットンの合成素材)が人気です。

突然の大雨にも対応できる耐水圧が高い製品を選びましょう。耐水圧1,500mm以上のものなら「大雨にも対応できる」基準です。

選び方③通気性がいいテントだと愛犬が快適に過ごせる

犬連れキャンプのテントでは、通気性にも注意を払う必要があります。犬種によっても差はありますが、犬にとって快適な温度は21〜25℃。

基本的に犬は室温が高いのが苦手なので、テント内がそれ以上の室温にならないように通気性のいいテントを選びましょう。

  • メッシュ窓
  • ベンチレーション
  • テント裾のスカート

などの通気システムが多く、風通しのいい構造になっているテントがおすすめです。

選び方④設営・撤収が簡単なテントがおすすめ

犬連れキャンプのときは、設営や撤収に時間がかからないテントのほうがおすすめです。

特に夏の暑いときや冬の寒いときに設営や撤収に時間がかかりすぎると、愛犬にも飼い主にも体に負担がかかってしまいます。

テントに気を取られ過ぎて、愛犬を繋いだまま、車の中に入れたままなど、放置するようなことは絶対に避けたいもの。

またキャンプ場では、テント設営以外にもテーブル椅子、犬用のゲージやベッドなどを設置します。また、焚き火台を組み立てて焚き火をおこしたり、調理の下準備をしたりなど、やることは多くあります。

テントだけで時間がかかってしまい、気が付いたら日が暮れていたという状態になっては、せっかくの愛犬連れキャンプも楽しめませんよね。

できる限り、自分が簡単に扱えるテントを選んでください。

大きいテントを使用したい場合は、1〜2人では困難なので、設営要員を確保してから行くほうがいいでしょう。

選び方⑤お手入れのしやすさも重視するべき

テント自体のメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。

万が一、愛犬がテント内で粗相をしてしまっても、汚れが落としやすい・洗いやすい・乾かしやすい・干しやすいなど、気軽に手入れできるものだと、手間がかからず快適です。

また、ポールやパーツ類の数が多すぎると、拭き取るのも手間がかかるため、できるだけシンプルな構造のテントがおすすめです。

犬連れキャンプにおすすめのテント

機能美とデザイン性の高さを兼ね備えた、日本発のオリジナルキャンプギアブランド「TOKYO CRAFTS」から、犬連れキャンプにおすすめのテントを紹介しましょう。

テンビシェルター

一般的に、シェルターは快適性が高くなればなるほどポールやフレームの数が増えて、重くなり設営も大変になります。

しかし、テンビシェルターは使用フレームが3本のみなので、設営が簡単。

天井は前後に高低差があるため、手前は広々とくつろげるリビングスペースに、後方は愛犬用のクレートやベッドを置けば、犬も落ち着けるスペースになります。

また、入り口の上には2面のメッシュパネルがあるので、開放感も抜群!通気性もしっかり確保できます。

扱いやすさと過ごしやすさが両立した、まさに犬連れキャンプに最適なシェルターです。

ウィングフォート

ウィングフォートは、4〜5人用の2ルームシェルターテントです。季節や天候、場所などのあらゆる変化に柔軟に対応するオールラウンドタイプ。

完全防水のパネルを跳ね上げた状態で、内側をフルクローズ・フルオープン・メッシュに切り替えできるため、天候に合わせて調節できます。

インナーテントを取り付けた状態で大人4人、インナーテントを外せば最大10人で過ごせるサイズのため、大型犬が複数一緒にいてものびのびと過ごせるでしょう。

大型ながら、インナーテントやポールなどもまとめて1つの収納バッグに片付けられ、携帯も保管も楽にできます。

モントープ

キャンプ場でもひときわ目を惹く、箱型の独創的なルックスをしているモントープ

眠るときはフルクローズ、風を室内に入れたいときはフルメッシュ、天気のいいときはフルオープンなど、天候によって変えることができます。

通気性も抜群なので、暑さに弱い愛犬も気持ちよく過ごすことができるでしょう。

また、テント後方の天井には天窓があり、寝転んで青空や星空を見上げることも。

愛犬とともに特別な時間を過ごせます。

デイキャンプにはタープもおすすめ

愛犬連れでデイキャンプに行くなら、日差しや雨から守ってくれる手軽なタープもおすすめです。

マカオンTC

マカオンTCは、2〜4人で使用できるヘキサ型のタープです。耐久性や通気性が高いTC素材を使用。都会的でスタイリッシュなグレーカラーでサイトが洗練された雰囲気になります。

開放的なタープなので、愛犬ともども360度見える大自然を眺めながら、くつろぎのひとときを過ごせるでしょう。

オネタープ

タープ中央のフレームをセットすることで、生地をピンと張って弧を描くような美しいフォルムを作り出すオネタープ

タープ生地から伸びているベルトにポールを差し込む構造なので、タープ下にポールを設置する必要がなく、空間を広く使えるので愛犬連れのデイキャンプにはぴったりです。

ほつれや破れに強い格子状に織り込まれた素材を使用しているので丈夫なのもメリット。高さがあるのでのびのびと気持ちよく過ごせます。

愛犬とのキャンプ時間をもっと充実させよう!

愛犬連れのキャンプで使うテントは、人間が快適に過ごせるかどうかだけではなく、愛犬が安全に心地よくのびのびと過ごせるかを重視したいものです。

人数や頭数にあったテントを選んで、より楽しいキャンプ時間を過ごしてくださいね。

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