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2024.09.19
【初心者向け】キャンプに行くのに最低限揃えるべき道具とは?
キャンプ初心者が揃えるべきキャンプギア
「キャンプを始めたいけど、最低限揃えるものが何かわからない……」というのは、キャンプ初心者に共通しているお悩みです。
一口にキャンプ用品といっても多種多様に販売されています。
「今年はキャンプするぞ!」と思ったものの、いざ買おうすると何から買っていいのか途方に暮れてしまうでしょう。
そこでこの記事では、キャンプ初心者が「最低限揃えるもの」をご紹介します。
テント
テントは大自然の中で「居住地」になるアイテムなので、慎重に選びたいものです。
初心者におすすめなのは……
- 構造がシンプル
- 設営・撤収が簡単
- ポールだけで自立する「自立型テント」のほうが設営が楽
(「非自立型テント」は、ペグを打って設営する必要がある)
以上の条件を満たすのが「ドーム型テント」です。ポールをクロスさせて立ち上げるシンプルな設営で、種類やサイズも豊富。キャンプ初心者に人気です。
初心者向けのおすすめテント
▼テンビシェルター
設営の早さと快適な居住性の両方を兼ね備えた「テンビシェルター」。
前方天面に2ヵ所のメッシュパネルが配置されており、自然光をたくさん取り込むことができるので、空間を広く明るく感じることができます。設営するポールはたった3本で、初心者でも迷うことなくスピーディーに設営できるでしょう。専用収納バッグ付きで持ち運びやすいです。
▼ダイヤフォートTCソロテント
天井高があり、快適空間を実現した「ダイヤフォートTCソロテント」。
前方パネルは開けて景色を楽しむ、メッシュに切り替えて虫対策、閉めてプライベート空間を確保するなど、シーンにより変えることができます。
ペグを使う必要がありますが、シンプル設計のため初心者でも比較的設営が簡単です。
焚き火台・コンロ・燃料
焚き火台は、暖をとる・焚き火鑑賞・調理をするなど、キャンプには便利なアイテム。最近は「直火禁止」のキャンプ場も増えているため必須です。
キャンプ初心者におすすめなのは……
- 設営や撤収が簡単
- コンパクトに畳める折りたたみ式
- 焼き網や五徳が付いている
- 人数にあったサイズ感
初心者向けのおすすめ焚き火台・コンロ
▼マクライト2
折りたたみ式の焚き火台「マクライト2」。2枚のメタル板と開脚式の脚がセットの組み立て式で、3ステップで簡単に設営できます。
豪快な焚き火を楽しめるだけでなく、取り外し可能な焼き台を付けて五徳を置けば、お湯を沸かしたり焚き火料理を作ることができます。
▼メバ BBQコンロ
「メバ BBQコンロ」は、開閉式の金属脚と天板がセットになっている「コードユニット」に乗せて使います。
本体は逆三角形型で、コードユニットの脚を開いた上にセットするだけ。プレート部分は真ん中から左右にスライドして開けれるため、食材を焼きつつ片側を開き炭の調節も可能です。
※メバ BBQコンロは、単体での使用は不可です。コードユニット単品、もしくは、セットと合わせて使う必要があります。
ペグ・ハンマー・ロープ
市販のテントに付属してくるペグは、抜けやすく強度が弱い傾向にあり、キャンプ初心者は、最初から単品で用意したほうが安心です。一般的に、20〜30cmの長さで鋼やスチール製、ペグの頭が広く平らなほうが打ち込みやすいでしょう。
また、ペグを打ったり抜いたりするペグハンマーも必要。重量500〜600gの製品だと振りやすく疲れにくいでしょう。打つだけではなくペグ抜き機能が備わっている製品を選ぶのがおすすめです。
キャンプ場で何かと役立つのがロープ。寝袋や毛布などをまとめてくくったり、木と木の間に張って、洗いものなどをかける物干し竿にもなります。ロープにS字フックを引っ掛ければ、小物掛けとしても利用できるでしょう。
寝袋・コット
コットとは、布製のベンチ型簡易ベットです。コットは、地面からの冷気や熱気が伝わりにくくなるため、通年キャンプに持って行きたいアイテム。
ベンチとして座ったり、昼寝のときに寝転んだり、ペットのベッドにしたりと、さまざまな用途があります。
冬キャンプの就寝時に必要になるのが、寝袋(シュラフ)です。体温を保持し、快適な睡眠環境を整えることができます。
キャンプ初心者におすすめなのは……
- 構造がシンプル
- 軽量でコンパクト
- 手順が少ない折りたたみ式
初心者向けのおすすめコット
▼UTコット
寝心地のいい張り感を考えて、キャンプ場での快眠をとことん追及した「UTコット」。
ハイとローに高さが切り替えられる2way仕様で、筒型の収納ケースは、バスタオルなどを詰め込むと枕として使えて便利です。
夏場は、通気性抜群のメッシュ素材で風通しがいい「UTコットメッシュ」もあります。
チェア
アウトドアチェアは、ハイスタイル・ロースタイルがありますが、キャンプ初心者が扱いやすいのは、地面に近くリラックスできるロースタイルチェアです。
キャンプ初心者におすすめなのは……
- 簡単に設営できる折りたたみ式
- 強度がありながらも軽量
- 座ったときに腰が沈み過ぎない張りのある座面
初心者向けのおすすめチェア
▼スリークモダンチェア
脚を開いて背もたれを立てるだけの3秒で設営できる「スリークダウンチェア」。
耐久性・軽量性・強度のあるアルミ合金のフレームを使用しているため、持ち運びも簡単。張りのある座面は座っても腰が沈まず、長時間座っていても腰が痛くなりません。
同じ構造で、夏場は背中やお尻が蒸れないメッシュ素材の「スリークモダンチェアメッシュ」もあります。
テーブル
初心者におすすめなのは、ロースタイルチェアの高さに合わせたローテーブルです。大きなテーブルは持ち運びが大変なので、サイドテーブルくらいの大きさがいいでしょう。
キャンプ初心者におすすめなのは……
- 簡単に設営できる折りたたみ式
- 軽量でも強度がある
初心者向けのおすすめテーブル
▼コサイドテーブル
ゆったりとリラックスして座るロースタイルチェアにぴったりの「コサイドテーブル」。
軽量でコンパクトに収納できるため、持ち運びや保管にも困りません。組み立て方は、脚を開いて、脚の爪を天板に引っ掛けるだけで完成。初心者でも簡単に扱えるでしょう。
▼コードユニット
折りたたみ式の脚を開いて、その上にステンレス天板を乗せるだけでソロ用テーブルとして使えるのが「コードユニット」です。
収納時はフラットになり軽いので持ち運びが簡単。別売りのバッグを天板の下に取り付けられるため、小物の収納場所としても適しています。
ランタン・ライト
ランタンやライトは、キャンプサイトを明るくする光源です。さまざまな種類やサイズがありますが、キャンプ初心者には取り扱いが簡単で、火を使わないLEDタイプがおすすめ。
サイト全体を照らせるものと、テーブルや枕元における小さいタイプの両方があるといいでしょう。
調理器具
キャンプ初心者が最初に入手したいのがクッカーセット。フライパン・鍋などのセットでスタッキングすることにより、一つにまとめられます。
まな板・包丁はセットになっていて収納ケース付きのものが携帯に便利です。さらに、飲み物用カップ・取り皿・直火料理などさまざまな使い方ができるシェラカップも人数分用意しておくと安心です。
初心者向けのおすすめ調理器具
▼シェラカップ
金属製で持ち手の付いたTOKYOCRAFTSのシェラカップは、ステンレス・真鍮・チタンなど種類が豊富です。
内側に計量カップのようなメモリが付いているため、料理をするときに便利です。
深型と浅型があり、浅いものは飲み物や取り分け皿用、深いものは料理用など、使い分けるのといいでしょう。
夏に揃えるべきアイテム
クーラーボックス
クーラーボックスは、ビニール素材のソフトタイプと箱型のハードタイプがあります。ソフトタイプは使用しないときに折り畳みできますが、ハードタイプのほうが頑丈で椅子代わりにも使えるというメリットも。
人数や滞在日数によって、適した製品を選びましょう。
おすすめのクーラーボックス▼キバ ソフトクーラー
ソフトタイプのクーラーボックスです。500mlのペットボトルが縦に15本入れることができ、極厚の断熱材を採用しているため、保冷効果もばっちりです。
コードユニットに設置でき、開閉方法は2通り。もちろん、単体での使用も可能です。
扇風機
暑さ対策に必要な携帯用扇風機。充電式コードレスタイプならテントや車内でも使用できます。フック付きだとテント内に吊るせて便利です。
虫除けグッズ
アウトドア用の蚊取り線香は太さがあり専用ケース付き。サイトから離れるときも持ち歩けます。虫除けスプレーや痒み止めもマストで持っていきましょう。
ポータブル電源
充電して持ち運びのできる小型蓄電池で、コンセントのないキャンプ場でも電気を使えます。初心者が初めて購入するなら、ポータブル冷蔵庫や扇風機が使える500〜700Whくらいがいいでしょう。
ひんやりグッズ
夏のキャンプ場では、ひんやりグッズが欠かせません。冷感スプレー・首に装着する冷感ネッククーラーなど、多めに持っていくのがおすすめです。
冬に揃えるべきアイテム
防寒着
冬キャンプでは、気温に合わせて調節できる防寒着を着ましょう。
吸湿・速乾・保温性がある機能素材のインナー、保温力の高いフリースのトップスやインナーダウン、防水・防風・難燃性の高いフード付きジャケットやパンツがおすすめです。
屋外用延長コード
電源サイトを使用する際には、延長コードをお忘れなく。
防雨・防塵・防水処理がほどこされている延長コードがあれば、電気ストーブや電気毛布などを使用できます。10mくらいの長さが必要です。
ポータブルストーブ
持ち運びできるサイズのポータブルストーブがあると便利です。ストーブは、石油・ガス・薪・電気がありますが、キャンプ初心者は素早く暖かくなり扱いも楽な電気ストーブがおすすめです。
電気カーペット
電気カーペットがあれば「お座敷スタイル」が楽しめます。リーズナブルで持ち運びしやすいのもメリットです。選ぶときは、キャンプ参加者が全員座れる大きさを選びます。ソロなら1畳サイズ、家族2〜3人なら1.5畳サイズがいいでしょう。
カイロ・湯たんぽ
手軽に使える使い捨てのカイロや、直火にかけて温められる金属製湯たんぽがいいでしょう。
子連れキャンプにあると便利なアイテム
テント内で遊べるグッズ
テント内で過ごすとき、せっかく家族でキャンプに来たのに皆でスマホに夢中になっていたら何しに来たのかわかりませんよね。
ボードゲームやカードゲームは、意外と頭を使うので1つ携帯しておくといいでしょう。
多めに用意した着替え
小さい子どもは、思ったよりも汗をかいたり汚したりするもの。着替えやタオルなどは多めに用意しましょう。
脱ぎ履きしやすいサンダル
テントから外に出るときにシューズを脱いだり履いたりするのは面倒!
さっと履けるサンダルがあれば、ちょっと出かけるときに便利です。着脱が簡単な「クロッグタイプ」は、軽くて濡れても気にならずおすすめです。
まずは必要最低限のキャンプギアを揃えよう
キャンプ初心者の場合、一度にあれこれギアを揃えようとしないでください。
最初に「最低限揃えるもの」だけを入手して、少しずつ自分のキャンプスタイルに合うものを足していくほうが失敗しません。