バーベキューコンロ
バーベキューコンロの選び方とは?種類やバーベキュー時にあると便利なアイテムも紹介
バーベキューコンロとは?
アウトドアやキャンプでのバーベキューに欠かせないのが「バーベキューコンロ」です。
炭火などの熱源の上に網や鉄板を置いて、焼く・炒める・煮込む・炊くなど、自宅のキッチンと同様に、あらゆる料理を作ることができます。
一つ持っていると、キャンプ場はもちろん庭やテラス、イベントなど、オールシーズン使えるので便利です。
一口にバーベキューコンロといっても、多くのアウトドアメーカーからリリースされており、いざ「買おう!」と決めて探し始めると、あまりの種類の多さに迷ってしまいます。
この記事では、購入前に知っておきたい基本的なバーベキューコンロについての知識、種類の違い、選び方のポイントを紹介します。
この夏は「バーベキューコンロを買って、自然の中でバーベキューを楽しみたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください!
バーベキューコンロの選び方
バーベキューコンロは、低価格から高価格なものまであり、種類・価格・大きさ・仕様・付属品などが異なる製品が幅広く展開されています。
ここからは、選び方のポイントを紹介します。
選び方①種類は主に3種類
バーベキューコンロは、主に3種類あります。
ースタンダードタイプはバーベキューの定番スタイル
最も一般的なのがスタンダードタイプです。長方形のコンロに4本の脚が付いていて、4人以上で使用できる大型サイズが多くみられます。
テーブル&チェアと離れた場所に設置してバーベキューができるので、小さいお子さんのいるファミリーバーベキューにも向いているでしょう。
コンロの高さは70〜80cm程度が中心ですが、脚の高さが調節できるものもあります。
2種類の料理を同時に作れる2面タイプ、炭の継ぎ足しが簡単にできる窓付きタイプなどバリエーションも豊富です。
ー蓋つきタイプは幅広く調理したい方におすすめ
蓋が付いているタイプで、円形の4本脚スタンドが中心です。食材を焼くときに蓋をすることでオーブンのような役目を果たします。
バーベキューの本場、アメリカでは蓋付きが主流。豪快な塊肉に中まで火を通すため、じっくりと蒸し焼きにできるからです。
肉だけではなく、野菜も乾燥や焦げ付きを防ぎジューシーに仕上がります。また、蓋付きは手軽に燻製が作れるのも魅力。内部の温度が把握でき、仕上がりのタイミングが分かる温度計付きタイプもあります。
ー卓上タイプは少人数で楽しみたい方向け
テーブルの上に置けるコンパクトな卓上タイプもあります。小さいため持ち運びもしやすく、ソロキャンプや2〜4人の少人数バーベキューにはぴったりです。ベランダや室内で使うときには最適でしょう。
テーブルの上に設置できるので、ゆっくり座って食事ができるのも魅力です。
使用する炭の量も少なく、後片付けも簡単。収納用ケース付きなら手軽に持ち運びできます。
ーアウトドア好きにおすすめの焚き火台兼用タイプも
焚き火の炎を見ながら過ごすひとときは欠かせない!というアウトドア派におすすめなのが、焚き火台兼用のバーベキューコンロです。
コンパクトに折りたためる製品が多く、気軽に持ち運べます。焚き火台の上に五徳・網・鉄板をセットできるので、焼き物はもちろん、鍋を使った料理も可能です。
調理が終わったら上部を外せば元の焚き火台に戻るので、火おこしの手間が1度ですみます。
選び方②組み立て方法や片付けやすさも確認すべき
組み立て方法や片付け、メンテナンスのやりやすさなども確認しましょう。
ー組み立て式
組み立て式は、バラバラのパーツをネジで固定して使います。使用しないときは、コンパクトになるので収納場所に困らず、持ち運びが楽なのもメリット。
ただし、パーツ数が多いために慣れないと組み立てに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
ー折りたたみ式
折りたたみ式は、組み立て式よりもスピーディーに展開できるので手軽に設置できるのが魅力です。
コンパクトに保管・携帯したいけど、組み立ては苦手という人にはぴったりでしょう。
全てをバラバラにして洗浄できないので、細かい部分や入り組んだ部分のお手入れは多少手間がかかります。
ー火床が取り外し可能だと便利!
バーベキューのあとは、できるだけ手早く後片付けがしたいものです。
火床に取手が付いていて、引き出しや取り外しできるものなら、炭の補充が簡単なだけではなく、灰を処理するのも安全です。
洗浄やメンテナンスを行いやすいのがメリットです。
選び方③焼き面のサイズは使用人数で決めよう
バーベキューコンロを選ぶときに大切なのは、「使用する人数」です。人数が多くなればなるほど「焼き面」の広さが必要になり、食材を並べることが困難になります。
【サイズの目安(長方形コンロの場合)】
- ソロキャンプ:15×10cm
- 2~3人:30×20cm
- 4~6人:40×30cm
- 5~8人:60×40cm
あくまでも目安なので、全員が焼きながらそのまま食べるスタイルにするのか、調理担当者が焼いてテーブルに運ぶスタイルにするのかなども考えて選びましょう。
選び方④熱源にも着目!すぐに始められる電気やガスタイプも
バーベキューコンロの熱源は3種類あります。
【電気】
電気タイプは、電源さえあればどこでも使えます。炭・ガスと比べると煙が少ないので、ベランダや室内でも手軽にバーベキューができます。
アウトドアで使用できる場所は限られますが、火の危険と後片付けが楽なのが魅力です。
【ガス】
ガスタイプは、カセットボンベ式・灯油やホワイトガソリン式の2種類があります。
火おこしが不要で、燃料をセットするだけですぐにバーベキューを始められるのがメリットです。ツマミを回せば、火加減も調節できます。
【炭】
「アウトドアでのバーベキュー」という雰囲気を味わうなら炭式のバーベキューコンロが最適です。
火おこしに時間がかかる、後片付けが大変という面もありますが、炭火焼きならではの遠赤外線効果で、肉も野菜もぐっと味が美味しくなります。
選び方⑤機能性もチェック!
バーベキューコンロの機能性もチェックしましょう。
【ロストル・空気口・ファン機能付き】
ロストルとは、強度・耐久性が高い金属の網や台のこと。炭床の下にセットすると、空気の通り道を確保でき燃焼効率がアップします。
さらに空気口付きコンロなら、より燃焼を促進できるでしょう。また、炭床に空気を送ってくれるファン機能付きのタイプもあります。
【調節機能付き】
焼き網の高さを「数段階に調節できる」タイプだと、現場でぴったりな高さにできるので、快適に使用できます。
バーベキュー時にあると便利なTOKYO CRAFTS製品をご紹介
コードユニット
コードユニットは、長方形のステンレス天板と開閉式のスタンド(脚)のセットです。スタンドを開いて天板をセットするだけでスタイリッシュなサイドテーブルになります。
また、横に2、3セットと連結していけば、より大きなテーブルになり、縦に重ねていけばラックにもなります。
別売りのマルチバックを装着すれば収納棚にもなり、使い終わったら畳んでコンパクトにでき、気軽に携帯できます。
-メバ BBQコンロ
コードユニットの拡張アイテムで、炭火コンロ兼焚き火台です。
コードユニットにワンアクションで設置することができ、スライド式のプレートで炭の管理や食材の温度調節が簡単です。
側面にはダクトパネルが付いており、空気量や火力調節が可能。気軽にバーベキューと焚き火が楽しめるアイテムです。
マグナブラスター
マグナブラスターは、焚き火に欠かせない火吹き棒です。口を離しても大量に空気を送り込める「太い筒」が特徴で、熱気の逆流の心配もありません。
また、3ピースに分割できるので、隅々までお手入れでき衛生的です。使用後は、軽量かつコンパクトになり収納袋に収められます。
デルタターロン
デルタターロンは、タフな切れ味のステンレス鋼の刃先、持ち手部分の握りやすさや力の入れやすさにもこだわったオールラウンドなアウトドアナイフです。
持ち手の位置が高いので手をテーブルにぶつけることなく、カット作業がスムーズにできます。
また、食材をカットしたり焚き火用のフェザースティックを作ったりなど、用途によって最適な握り方ができる構造になっているのも特徴です。
ジカマナイタ
ナチュラルな風合いのアカシア材天板の裏に、折りたたみ式の金属脚パーツが付いているジカマナイタ。
天板の上に、バーベキューで焼いた肉を直接置いてカットしたり、料理を載せるウッドプレートとして使ったり、脚を外して普通のまな板にしたりと、さまざまな使い方が楽しめます。
シェラカップ・プレート
飲料用カップ・取り分け器・調理器具・軽量カップなど……多彩な使い方ができるシェラカップ。
経年変化を楽しめる真鍮・ステンレスのブラック仕上げ・サビに強い厚手ステンレス・アンティークな雰囲気の24金メッキ・強度があり軽いチタンなどの種類が揃っています。
また、シェラカップの受け皿になるプレートは、小皿としてもシェラカップの蓋としても使用できて便利です。
肉スパイス-滾-
「滾 (タギ)」は、肉の旨みを引き出すために開発したオリジナルのスパイスです。オーク薪の煙で低温乾燥した燻製パプリカ・ガーリックほか数種類のハーブを配合しているので「これ一本で味が決まる」と評判です。
保存料・着色料・甘味料なども使用していないので安心して召し上がっていただけます。
焼きあご・椎茸・昆布・鯖節など「和」の旨み成分をミックスした「沁(シン)」もあります。
スリークモダンテーブル
スリークモダンテーブルは、ナチュラルな竹天板とブラックのアルミニウムフレーム&脚のシンプルでスタイリッシュなデザインです。
折り畳み式なので、設営も10秒で完了!耐久性と強度は高いのに、6.5kgと軽量で持ち運びしやすいのも魅力です。
スリークモダンチェア
スリークモダンテーブルと合わせて使ってほしいのがスリークモダンチェア。耐久性が高く軽量のブラックアルミフレームに、肘掛け部分はテーブルと同じ竹を使用しています。
腰が沈み込まないので、長時間ロースタイルでリラックスして座れるのも特徴です。
夏の思い出作りといえば仲間たちとのバーベキュー!バーベキューコンロを入手して思いっきり楽しもう!
アウトドア初心者でも、自然環境の中で楽しめるのがバーベキュー。
レンタルできるキャンプ場もありますが、バーベキューコンロがあれば、より行動範囲も広がるでしょう。
紹介した内容を参考にして、自分にぴったりの製品を選び、家族・友人・仲間などと楽しいバーベキューで最高の思い出を作ってくださいね。