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キャンプに最低限必要な調理器具と選び方について

ソロキャンプで自分の好きな料理を心ゆくまで楽しんだり、グループキャンプで仲間とワイワイ作業したりと、料理はキャンプのメインの楽しみといえます。

しかし、これからキャンプを始める初心者は、どんな調理器具が必要か分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、キャンプに最低限必要な調理器具を紹介します。さらに、あると便利な調理器具も紹介します。

キャンプ初心者で、調理器具選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

揃えておきたいキャンプに必要な調理器具は?

キャンプでは以下の調理器具があれば、基本的な調理ができます。

  1. 焚き火台・バーベキューコンロ
  2. ガスバーナー・カセットコンロ
  3. クッカー
  4. まな板・包丁
  5. トング・
  6. シェラカップ

各アイテムの役割や選び方のポイントなどを詳しく紹介します。

①焚き火台・バーベキューコンロ

せっかくアウトドアで調理するなら、調理にはぜひ焚き火や炭火を使ってみましょう。焚き火や炭火には遠赤外線効果があり、食材をさらに美味しく調理できます。

最近の「焚き火台」は、ほとんど調理可能な製品ばかり。焚き火台を使えば、焚き火を楽しみながら調理もできます。

ただし、焚き火台はどちらかというと少人数での食事向きです。大人数でのキャンプには、調理専用で一度に多くの食材を調理できる「バーベキューコンロ」が向いています。

②ガスバーナー

焚き火や炭火は食材を美味しく調理できますが、火起こしから調理を開始できるくらい火力が安定するまでに時間が掛かります。

昼食や夕食であれば、早めに火起こしを始めることも可能です。しかし朝食となると、火力の安定まで待つのはかなり辛く感じます。

「ガス・ガソリンバーナー」・「カセットコンロ」は、点火してすぐに調理を開始できるのが魅力。朝食作りやコーヒータイムなどの熱源として重宝するでしょう。

また、ツーリングキャンプや登山でのテント泊など、それほど食事に重きを置かないキャンプでは、バーナーやカセットコンロだけで調理を済ませる人が多いようです。

③クッカー

「クッカー」とは、アウトドア用の鍋やフライパンのこと。クッカーがあれば、炊飯をはじめさまざまな調理が可能です。

クッカーはアウトドアでの使用を前提としているため、入れ子状に収納できたり、フライパンの取っ手が折りたためたりとコンパクト収納に長けています。

もちろん、自宅にある鍋やフライパンもキャンプで問題なく使えます。

④まな板・包丁

食材を切るために「まな板」や「包丁」も必要です。

まな板は自宅と同じ物を使用してもいいですが、キャンプではコンパクト収納できるまな板の方が向いています。

包丁は使いやすいものであれば、自宅で使っているもので問題ありません。キャンプらしさや携帯性を重視するなら、アウトドアナイフを使うのもいいでしょう。

包丁・ナイフなど刃物類は、持ち運びや出し入れの際にケガの恐れがあります。シース(鞘・さや)や布類で、刃の部分をしっかりカバーして持ち歩きましょう。

⑤トング・箸

肉を焼いたり、食材を混ぜたりと幅広く使えるのが「トング」です。焚き火や炭火の火力が強いときでも、火が移ることなく安心して調理できます。

食事に使うカトラリーとしては「箸」がさまざまな料理に対応できるのでおすすめです。なかでも折りたたみ可能の箸は、持ち運ぶ際も重宝します。

⑥シェラカップ

食事に使う食器としては、万能アイテムの「シェラカップ」がおすすめです。

シェラカップは、コーヒーやお酒など飲み物だけでなく、ご飯やおかず、スープなどのお皿としても使えます。

また直火OKのシェラカップなら、クッカーとして料理もできます。コーヒーやお茶が冷めてしまったときは、そのまま火にかけて温め直しが可能です。

大半のシェラカップは、スタッキングができます。3個、4個と重ねられるので、収納場所を取らないのも特徴です。

キャンプの回数を重ね、作る料理の幅が広がってきたら、シェラカップ以外にも必要な食器を増やし、食卓をおしゃれに彩るのもおすすめです。

あると便利!料理の幅が広がる調理器具

キャンプでの調理に慣れてきたら、メニューの幅が広がる器具を使ってキャンプ料理をさらにランクアップさせましょう。

以下の3つは、キャンプ料理の幅を広げるおすすめアイテムです。

  1. ホットサンドメーカー
  2. ダッチオーブン
  3. ケトル

各アイテムの特徴や作れるメニューを紹介します。

①ホットサンドメーカー

「ホットサンドメーカー」で食パンに好きな具を挟んで直火で焼けば、外はコンガリ、中はジューシーなホットサンドが作れます。

焚き火や炭火だけでなく、バーナーやカセットコンロでも気軽に調理できるので、キャンプの朝食作りにおすすめの道具です。

ホットサンドメーカーではホットサンドだけでなく、さまざまな料理が作れます。餃子や中華まん、鶏肉、ベーコンアスパラ巻きなどを焼けば、食材を押し付けながら焼くホットサンドメーカーならではのカリカリ食感が楽しめます。

②ダッチオーブン

密封性が高く、蓋(ふた)の上に炭を置いて上下から加熱できるダッチオーブン。名前通り、オーブンとして、ピザやローストチキン、ローストビーフ、焼きリンゴなどが作れます。

またオーブンとしてだけでなく、煮込み料理など通常の鍋としての使用も可能です。蒸し網を使えば、蒸し料理や燻製料理にもチャレンジできます。

③ケトル

アウトドア用のケトルは、自宅用に比べ軽量コンパクトで持ち運びに適しています。

キャンプでコーヒーやお茶を頻繁に楽しむなら、お湯を注ぎやすいケトルがあると便利です。

キャンプで使う調理器具の選び方

キャンプで使う調理器具を選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえると、自分にピッタリのものが選べます。

  1. コンパクトに収納できると◎
  2. 使用人数で決める
  3. 重量にも注意が必要

各ポイントを詳しく解説します。

選び方①コンパクトに収納できると◎

徒歩やツーリングキャンプ、登山でのテント泊では、できるだけ荷物をコンパクトにする必要があります。そのため、コンパクトに収納できる器具を選ぶのがベストです。

持ち物が多いファミリーキャンプでは、さらに収納性が求められます。

ハンドルが折りたためるものやスタッキングできる調理器具は、コンパクトに収納でき持ち運びが容易。メスティンのように箱型のアイテムは、デッドスペースが少なく、荷物をバッグやコンテナに収納しやすいでしょう。

選び方②使用人数で決める

調理器具は、キャンプする人数によってサイズを選びましょう。

作るメニューにもよりますが、クッカーの場合、ソロキャンプでは500m~700ml、2人以上のキャンプなら700ml×人数の容量が必要です。

選び方③重量にも注意が必要

徒歩キャンプや登山でのテント泊では、特に重量に注意すべきです。持ち運びが辛くなるので、できるだけ軽量な調理器具を選びましょう。

またオートキャンプでも重すぎる道具は「使いにくい」と感じます。特に鋳鉄製で重いダッチオーブンやスキレットなどは、大きすぎるサイズを選ぶと、重くて使うのを敬遠しがちになります。

「大は小を兼ねる」と安易に考えず、適切なサイズのものを選びましょう。

TOKYO CRAFTSのデザイン・機能性にこだわった調理器具

TOKYO CRAFTSは機能性はもちろん、デザインにこだわった調理器具を多数ラインナップしています。

その中でも、キャンプで最低限必要な調理器具として使える3つのアイテムを紹介します。

マルポット

燕三条の職人が細部まで丁寧に仕上げた、フィルムが美しい「マルポット」は、アウトドア用にステンレス素材で作られたタジン鍋です。

素材の美味しさを引き出す無水調理はもちろん、焼く、煮る、炒めるなどさまざまな調理が楽しめます。

さらに別売りの「スチームプレート」と合わせて使えば、蒸し料理や燻製料理にもチャレンジできます。重さはわずか710gで持ち運びしやすく、アウトドアでも自宅でも活躍します。

※IH調理器には対応していないので注意してください。

シェラカップ

TOKYO CRAFTSの「シェラカップ」は、さまざまな素材やカラーがラインナップしています。

まず素材はステンレス・チタン・真鍮の3種類から選べます。ステンレスカップのカラーは、基本のシルバー以外にブラック、24金ゴールド、24金アンティークの4色展開。

さらに各素材・各カラーは、レギュラーモデル(約320ml)と深型(約480ml)の2タイプから選べます。

使い方やテントサイトの雰囲気に合わせて、ピッタリのカップが選べます。

シェラカップとセットで使いたいのが「シェラプレート」。シェラカップの蓋(ふた)として使えば、飲み物や料理が冷めにくく、中に虫や灰が入るのを防ぎます。コースターや小皿としても利用できますよ。

ジカマナイタ

取り外し可能の脚を付けた「ジカマナイタ」。登山やツーリングキャンプなど、グランドスタイルのキャンプでも作業しやすいまな板です。

天板は外すことができるので、通常のまな板としても使用可能。さらに、ウッドプレートとしておしゃれな食器としても使えます。天板は天然木のアカシアが使われており、使い込むほどに良い味わいが出てきます。

まな板と合わせて、調理からバトニングまで使用できるナイフ、デルタターロンも合わせてご覧ください。

調理器具を揃えてキャンプ飯を楽しもう!

キャンプでは必要最低限な調理器具があれば、十分美味しいアウトドア料理が作れます。

自宅にあるアイテムも上手く活用しながら、まずは今回紹介した必要最低限の道具を揃えてみてはいかがでしょうか。

少ない道具でも、キャンプで作って食べる料理は格別な味がするはずです。キャンプ経験を重ねながら、少しずつお気に入りの調理器具を増やし、さらにアウトドア料理の楽しみ方を広げていってくださいね。

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