ソロキャンプにおすすめの焚き火台
【ソロキャンプ向け】焚き火台が必須な理由と選び方のポイントを徹底解説!
ソロキャンプに焚き火台が必要な理由
ソロキャンプに欠かせないアイテムといえば「焚き火台」です。
慌ただしい日常から離れ、大自然の中でゆったりと一人時間を楽しむソロキャンプでは、灯りや暖を取り、コーヒー用のお湯を沸かすために、焚き火が欠かせません。
そんな焚き火を安全にスムーズに楽しむために、焚き火台は必要不可欠です。
ソロキャンプは、基本的にできるだけ荷物を減らしコンパクトにまとめたいもの。本当に焚き火台が必要なのか、と思う人もいるかもしれません。
実は、焚き火台が必要な理由があります。
理由①焚き火を眺めながらリラックスできる
焚き火は、公園や自宅の庭などで気軽にできるものではないため、キャンプではぜひ楽しみたいですよね。
しかし直火の場合は、石でかまどを作ったり周囲に火が燃え移らない場所を探したりなど、時間も手間もかかって大変です。
直火で焚き火ができる場所が見つかっても、テントの設営には不向きな場所であることも……。
ソロキャンプでは、荷物を降ろしてサイトに運び、設営まで全て一人で行います。
時間のかかる直火で焚き火をしているうちに、日が暮れてしまうこともあるでしょう。
焚き火台があればスムーズに焚き火が始められ、燃える炎を眺めながら、ゆったりとしたリラックスタイムを過ごせます。
理由②調理や暖を取る・雰囲気作りにも最適
気温が低く寒いフィールドでは、時間をかけて直火で焚き火をするのは大変です。
焚き火台があれば、さっと取り出して素早く焚き火が始められるので、すぐに暖を取れるのがメリットです。
また、お湯を沸かしたり調理をしたりするために必要な、五徳・焼き網・焼き台などの器具は、焚き火台の上に設置したほうが安定します。そのため、焚き火台とセットになっている製品を選ぶといいでしょう。
おしゃれなデザインの焚き火台を使えば、サイトの雰囲気も一段と良くなるため、雰囲気作りにも欠かせません。
理由③直火禁止のキャンプ場が多いため
ソロキャンプに焚き火台が欠かせない理由として、直火禁止のキャンプ場が増えていることが挙げられます。
直火は土の中のバクテリアなどを熱で殺してしまう可能性があり、地中を走っている樹木の根を痛める、地続きの芝を痛めてしまうなど、自然環境へ悪影響です。
さらに昨今では、以下のようなマナーの悪いキャンパーが増えていることも原因です。
- 直火で焚き火をした後に片付けをしない
- 完全に炎を消さないまま放置して帰る
- 焚き火のあとに水をかけて消して地面を汚したままにする
これらのことから、環境を守るためにも「直火禁止」のキャンプ場が増えているのです。
焚き火台を持っていけば、キャンプ場に到着して「焚き火ができない」と慌てることもありません。
ソロキャンプ用の焚き火台を選ぶときのポイント
ソロキャンプ用の焚き火台には、さまざまな種類がありどれを選ぶべきか迷うことも多いでしょう。
そこで、選ぶときに重視したいポイントを解説します。
ポイント①持ち運びしやすいコンパクトな焚き火台がベスト
ソロキャンプ用の焚き火台は、使用しないときにコンパクトになるものを選びましょう。持ち運びがしやすく、家での保管場所に困りません。
特に、自転車やバイクで移動する場合は、収納時のサイズや重量の確認も必須です。専用の保管バッグが付いている製品なら、手軽に持ち運びができます。
ポイント②軽量・耐熱性を重視するなら「ステンレス素材・チタン素材」がおすすめ
焚き火台を選ぶときは、製品の素材を確認することも大切。主にステンレス・チタン・鉄があります。
それぞれ特徴が異なりますが、ソロキャンプの場合は「軽量」「耐熱性」を重視したいですよね。
おすすめはステンレス製の焚き火台です。サビにくく熱に強い、手入れが簡単などのメリットがあります。
また、チタンもステンレスと並ぶソロキャンプにおすすめの素材で、サビに強く丈夫で衝撃にも耐え、変形しにくいのが特徴です。
さらに、チタン製の焚き火台はステンレスよりも軽いのもメリット。(ステンレスの約60%減)
荷物をできるだけ軽量化したいソロキャンプには最適でしょう。ただし、チタンの焚き火台は「高価」という難点があります。
ポイント③用途によって必要な機能が異なる
焚き火台の種類を大きく分けると、浅型・深型・ストーブ型があり、それぞれ最適な用途が異なります。
-焚き火鑑賞を楽しみたいならフラットなデザインがおすすめ
炎があがり薪や炭がパチパチと音を立てて火の粉が舞い散る……という焚き火ならではのダイナミックさを味わうなら、なんといってもフラットなデザインの浅型がおすすめです。
脚を立ててお皿を乗せるだけで設置も簡単。台の面積が広いため、薪や炭を乗せやすいのも魅力です。
-料理を楽しみたいなら五徳や焼き網が付属している製品がおすすめ
焚き火料理を楽しみたいなら、五徳・焼き台・焼き網などがセットになっているものがおすすめです。
あとで購入すると、焚き火台にぴったりサイズのものを探さなくてはならないので面倒です。
セットになっているか、焚き火台と一緒に使うために別売りしているものなら、ぴったり合うので便利でしょう。
ポイント④メンテナンスが簡単な製品を選ぶと◎
焚き火台は、組み立て・手入れのしやすさも重要なポイントです。組み立て方が複雑でパーツが多い製品だと、だんだん使うのが面倒になってしまうでしょう。
焚き火台の使用後は、灰・すす・焦げ・土・食材の油などで汚れます。シンプルで簡単な構造のほうが、簡単に水洗いできます。
TOKYO CRAFTSのソロキャンプ向け焚き火台
デザイン性と機能性の高さを兼ね備えたキャンプギアを開発・販売する、日本のブランド「TOKYO CRAFTS」。
人気のキャンプギアの中から、ソロキャンプ向きの焚き火台をご紹介します。
マクライト2
マクライト2は、ソロキャンプに最適な焚き火台で、軽量コンパクトなステンレス製です。
2〜3人でも囲みやすいスクエア型の組み立て式ですが、3ステップで初心者でも簡単に設営できます。
取り外し可能な焼き台も付いているため、五徳や本体側面にパネルを置いて火床との距離も調節可能。お湯を沸かすのはもちろん、さまざまな焚き火料理を楽しめます。
焼き台を外せば、浅型のシンプルな焚き火台に変身。大きな薪も乗せられるので豪快に炎が上がる様子も楽しめます。
使用後は撤収も簡単。畳めばバックパックに入るほどコンパクトになり、携帯が楽なのも魅力です。
マクライトチタン
マクライトチタンは、マクライト2のチタン製バージョンです。サビに強い・丈夫・耐久性・耐食性に優れています。
なによりも、焼き台を取り付けた状態でも、545gという軽量さも魅力。軽量なので、ソロキャンプにぴったりです。
価格は高くなりますがその分長持ちするので、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いでしょう。
メバ 焚き火台
メバ 焚き火台は、焚き火台として、バーベキューコンロとして使用できる便利なアイテムです。
逆三角形の焚き火台で、別売りの「コードユニット」というX字に開閉できる脚と天板のミニテーブルセットの天板部分を外し、脚にはめ込んで使用します。
バーベキューができるプレート部分は左右にスライドでき、食材を焼きながら火床の炭調節も簡単。
プレートと火床を取り外せば、薪や炭を放り込んで焚き火台としても使用できます。
メバ 焚き火台の横に、もう一つコードユニットを連結すれば、焼き台と食事用テーブルができて、より食事時間を楽しめるでしょう。
あると便利な焚き火アイテム
ソロキャンプでの焚き火をより楽しめる、便利グッズをご紹介します。
マグナブラスター
マグナブラスターは、焚き火の炎を大きく燃え上がらせるためには欠かせない、火吹き棒です。
太い筒状なので、一度に大量の空気を巻き込んで風を送ることができ、口を離して使用できるので熱気が逆流する心配もありません。
湿気がこもりにくいために結露しにくく、3ピースに分かれるため内側の掃除が簡単なのも魅力。
収納時は、付属のケースにコンパクトにまとまり軽量です。持ち運びも楽にできます。
焚き火シート
八角形の個性的な形で、四隅にループが付いているため、ペグで地面に固定できる焚き火シートです。
中心に薪を置いてループを持てば薪運びバッグとしても使用できます。
本体には、二重構造で燃えにくいガラス繊維を採用。両面にシリコンコーティングを施しているので、ガラス繊維を使用した焚き火シートにありがちな「チクチク感」も軽減されています。
使用後は折りたたんで収納ケースにコンパクトにまとめられ、ソロキャンプにもぴったりです。
ヒートリフレクター
ヒートリフレクターは、三角形の衝立で焚き火のそばに立てることで風を防ぎ、焚き火が安定します。
目隠しにもなり「自分だけの焚き火空間」を演出してくれるため、ソロキャンプには最適です。
内側に付いている金属プレートが輻射熱を反射させ、高い暖房効果を発揮します。気温の低い日でも暖かく過ごせるでしょう。
衝立の生地部分も脚部分も全部まとめてひとつに収納できます。
ソロキャンプをさらに充実した時間に……
自分の目的にあった焚き火台があれば、ソロキャンプの時間がさらに充実します。
イメージにぴったりな製品を見付けて、大自然の中で炎のゆらめきを眺めつつ、リラックスしたりご飯を作ったりと非日常的なひとときを味わってくださいね。