
ファミリーキャンプにおすすめのテーブル
【ファミリーキャンプをもっと快適に】キャンプテーブルの役割や選び方・おすすめ製品を紹介
大自然の中、非日常的な環境の中で家族で同じ体験ができるファミリーキャンプ。
そんなファミリーキャンプに欠かせないのが「キャンプテーブル」です。
一口にキャンプテーブルといっても、
- サイズ
- デザイン
- 構造
- 素材
- カラー
など、さまざまな種類があります。
また、食事用のメインテーブルだけではなく、小物やスマホなどを置くためのサブテーブルもあったほうが便利です。
この記事では、ファミリーキャンプテーブルの役割や選び方のポイント、おすすめ製品などをご紹介します。
ファミリーキャンプに挑戦しようと考えている方やメインテーブルだけでは不便だと感じる方は、ぜひ参考にしてください。
キャンプテーブルの役割
ファミリーキャンプといっても、各家庭によって人数や年齢層、構成は異なります。家庭により必要なキャンプテーブルは異なりますが、基本的に以下のテーブルがあると便利です。
【メインテーブル】
食事のときに家族全員が使えるサイズのテーブル
【作業用テーブル】
グリル横に設置し調理の準備や器具を置くための作業台代わりになるテーブル
【サブテーブル】
ローチェアやコットの横に置く小さめのサブテーブル。コーヒーカップや直接地面に置きたくない小物置き場に便利。小さいお子さん連れの場合は、キッズ用テーブル代わりにもなります。
ファミリーキャンプテーブルの選び方
ファミリー用キャンプテーブルは、実用性・機能性などを必ず確認しましょう。選び方のポイントをご紹介します。
選び方①天板のサイズを確認する
まずは「天板のサイズ」を決めます。狭いと食事や作業がしにくく、広過ぎても車載や運ぶのが大変です。
人数にあったサイズを選びましょう。
−メインテーブルの場合
メインテーブルは、朝・昼・夜の食事で1日3回は家族で使用します。そのため、狭いと全員が座れない、料理や食器が並べきれないなどの問題が起こりストレスになるもの。
メインテーブルは、天板の幅サイズが重要です。家族全員分の椅子を並べたときの「幅」を考えて選日ましょう。
アウトドア用椅子は、1人がけ用が幅55〜60cm、2人がけ用は幅100cm前後が中心です。たとえば大人4人が1人用椅子を使い左右に2人ずつ座るなら、「60cmの椅子×2=120cm」なので、幅120cm以上のテーブルが最適でしょう。
【人数ごとの「天板幅」の目安】
- 3人:90~120cm
- 4人:100~120cm
- 5~6人:120cm以上
- 7人以上:テーブル2個使い
−サブテーブルの場合
サブテーブルのサイズは、「何に使用するか」によって最適なサイズは異なります。
たとえば、「BBQグリルの横に置き食材を切る作業に使う」なら、大人2人が並び作業できるような横長天板のテーブルが便利。
「ローチェア横でコーヒーカップ置きにしたい」なら、小さい天板のローテーブルが1人1台分あると重宝します。
選び方②ロースタイルorハイスタイルから選択する
最近のキャンプスタイルは、「ロースタイル」か「ハイスタイル」に分かれます。
テーブルの高さもロースタイル向きの「低い」ものか、ハイスタイル向きの「高い」ものを選んでください。
−ロースタイルの特徴
近年、人気のロースタイルキャンプ。高さの低いテーブルや椅子を使用し、地面に近い低い位置で過ごすキャンプスタイルです。
低い視点から周囲を見渡せるために空間が広く感じられ圧迫感がありません。足を投げ出しくつろいで過ごすことも可能です。
焚き火をするときは、焚き火との距離が近く炎を眺め薪が爆ぜる音を聞きつつ、炙り料理を楽しめるのも魅力です。
また、ロースタイルは、小さなお子さんやペット連れのファミリーキャンプにも最適。目線が低いためお子さんやペットとの距離が近く見守りしやすいのもメリットです。
ロースタイルテーブルの高さは、30〜40cmが基本。ローチェアと一緒に使うなら40cm、地面にマットを敷き直接座るお座敷スタイルなら30cmが使いやすいでしょう。
ただし、ローチェアは角度や素材などにより、低い位置で深く腰掛けるために、立ち上がるときに腰に負担がかかります。
−ハイスタイルの特徴
ハイスタイルのキャンプは、一般的な家庭のリビングにある椅子やテーブルと同じ高さで過ごすスタイルです。
ロースタイルのように、椅子に座って足を伸ばしたりできないので、くつろぎ度は劣ります。
ただし、起居しやすいのがメリット。腰痛持ちや高齢者の人は、ハイスタイルのほうが楽に過ごせるでしょう
また、虫が苦手という人にも、ハイスタイルのほうが地面から離れている分だけ遭遇する確率も低くなります。
選び方③素材によってサイトの雰囲気が変わる
ファミリー用のキャンプテーブルは、「素材」も重要です。
- ワイルドで無骨系サイトならクールな表情のステンレス
- ナチュラルな雰囲気のサイトならウッド
など、ほかのギアと相性のいい素材を選ぶとまとまります。
それぞれの素材の特性やメリット・デメリットも把握したうえで選びましょう。
−耐熱性や耐久性に優れている「ステンレス製」
ステンレスのテーブルは、耐熱性に優れているのが特徴。熱い鍋やダッチオーブンをそのまま置くことが可能で、焚き火台の側で使用しても燃え移りの心配がありません。
またサビや汚れに強いので、使用後にさっと一拭きするだけ。水洗いもできるので手入れが楽で衛生的です。シンプル・クール・スタイリッシュな雰囲気で飽きがきません。
ただし、ステンレスのテーブルは重量があるため、サイズによっては一人で持ち運びするのが難しいことも。必ず、重量を確認してください。
−軽量で耐熱性も高い「アルミ製」
アルミテーブルは、ステンレスのテーブルと同様に耐熱性があり、テーブルの上にコンロを置いて火を使う料理をしたり、熱々になった鍋を乗せたりしても問題なく使用できます。
また、アルミ素材は「軽い」のが最大の魅力。その軽量さを活かし、小さめでコンパクトに収納できるサイドテーブルタイプが豊富に揃っています。
比較的リーズナブルなので家族全員分のサイドテーブルが欲しいときにもぴったりでしょう。
ただし、ステンレスなどと比較すると耐久性が低いので取り扱いは丁寧に行ってください。
−おしゃれな「木製」
自然環境のどこにでも溶け込むのが、ナチュラルな木製のテーブル。温かみと落ち着きがありつつも、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。
キャンプ料理を乗せても写真映えするため、SNSにアップする写真にこだわりたい人にもぴったりです。
木製といってもナチュラルカラーからシックで重厚感のあるカラーまでさまざまなので、自分のサイトに合ったものを選びましょう。
ただ木製テーブルはほかの素材よりも重くなるため、サイズによっては運ぶのが大変になります。少しでも軽くしたいなら、天板が木製でフレームはアルミなどのデザインがおすすめです。
−軽量コンパクトな「布製」
天板部分が布になっているテーブルは、軽量でコンパクトになるので持ち運びしやすいのが魅力。カラーや柄のバリエーションも豊富です。ただし燃えやすいので焚き火の側では使用できません。
ファミリーキャンプのときは、サイドテーブルや小物置きなど、サブテーブルとして使うのに適しています。
選び方④展開方法をチェック
キャンプテーブルは家庭で使用するテーブルとは異なり、収納しやすく持ち運びが容易を重視した構造です。
設置・収納方法は以下の2種類があるので、自分にとって使いやすいほうを選びましょう
−折りたたみ式
折りたたみ式はその名の通り、天板と椅子が一体になっているテーブルのことで、広げるだけですぐに使えます。
初心者でも簡単に設置できるので手軽に利用できますが、畳んでもあまりコンパクトにはならないので、収納サイズは大きめです。
購入するときは、自分の車にスムーズに入るか、自宅の収納場所に入るかなどを考えて選びましょう。
−ロール式
ロール式は、天板と脚部が別々になっている組み立て式テーブルのことです。
天板は1枚板ではなく細い板が複数連なっている構造で、すだれのようにくるくると巻いて収納できます。
脚部は畳めるので両方合わせて付属の収納バッグにすっぽりと収納することができ、携帯や車載、保管も楽なのが魅力。
ただし、設置するときにはまず脚部を組み立ててから天板部分を広げてセットしなければならないため、開いただけですぐに使える折りたたみ式よりは手間がかかります。
ファミリーキャンプで使えるTOKYO CRAFTSのテーブル
機能性とともにデザイン性の高いオリジナルキャンプギアを開発している「TOKYO CRAFTS」から、ファミリーキャンプに最適なテーブルをご紹介します。
スリークモダンテーブル
4名まで使用できるメインテーブルにぴったりなスリークモダンテーブル。
設営が簡単な折りたたみ式で、天板には強度があり木目が美しいナチュラルな竹材を採用。脚やフレーム部分はブラックのアルミ製で、スタイリッシュなデザインです。
折りたたむとフレーム部分が持ち手になるため、持ち運びも楽にできます。
▼スリークモダンテーブルの口コミ
サクッとスタイリッシュなテーブル
タイトル通り気軽にサクッと広げられて設営が楽です。且つ見た目もかっこよくスタイリッシュ。
重さが気になりますが、その分安定感あります。オプションでも良いので収納ケースとテーブル板に設置出来るネット等があると嬉しいです。
コードユニット
ステンレス製の折りたたみ式ミニテーブルがコードユニットです。脚を開いて天板を乗せるだけで簡単に設営でき、たたむとフラットになるので持ち運びや車載、家での保管もしやすいでしょう。
1つだけでサイドテーブルとしても使えますが、複数を連結すると多くのメインテーブルとしても使用可能です。
そのまま縦に重ねて棚にしたり、別売の収納ボックスなどを天板の下に設置したりとさまざまな使い方が楽しめます。また合わせておすすめなのが、MFTマルチフレームテーブル。多機能でIGT規格のバーナーをインストール可能です。
▼コードユニットの口コミ
コンパクトなのに多機能
アウトドアテーブルのコンパクトになるのはたくさんありますが、色んな使い方や便利になるテーブルはこのコードユニットならではのもの!
キャンプスタイルによって様々な使い方ができて本当に購入して良かったです!
ロタルリバーシブルローテーブル
簡単に設営可能な折りたたみ式のロタルリバーシブルローテーブル。収納時は平になるため持ち運びや保管がしやすいタイプです。
天板は木目が美しい竹天板の面と、耐熱性のあるアルミにブラック塗装を施した面の2面があり、くるっとひっくり返して両面を使用できます。
1〜2人用のサイズなので、ファミリーキャンプの場合はサイドテーブルとして活用できるでしょう。
お気に入りのキャンプテーブルを見つけてファミリーキャンプを楽しもう!
アウトドアでは、キャンプテーブルが思ったよりも大活躍してくれます。
家族で食卓を囲むときのメインテーブル、コーヒーなどを置いてくつろぎ時間用のサブテーブルなど、使用するシーンを想像して最適なテーブルを選んでください。